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1冊の本をつくるのにいくらかかるかご存じですか?

2024年10月18日

こんにちは!

「たった一行で世界は変わる」
出版マイスター・越智秀樹です。

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越智秀樹のコンサルティングは現在満席です。

本コンサルの枠が空きましたら、メルマガにてお知らせいたします。

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ここのところ、メルマガ読者が一気に増えました。ありがとうございます。

ここで、改めて「本づくりのキホンのキ」についてお話しします。

今回は「本づくりにかかる費用」についてです。

みなさんは、
1冊の本を作るのにいくらかかるかご存じですか?

ズバリ!
答えから申し上げます。

約300万円です。
※定価:1,600円、初版6,000部、モノクロ

印税、原稿料、DTP代、ライター料、イラスト料、装幀料、装画料、用紙代、
校正料、印刷・製本代……。

どう感じたでしょうか。

意外と高い、それとも安い?

この300万円には、
出版社の人件費や広告宣伝費、利益は含まれていません。

それらを含めると……
なんと‼
600万円超
もかかるのです。

ですから、本が売れなければ赤字……。

出版社としては、こんなにお金をかけるわけなので、編集者が、
「売れない本は出したくない」
と考えるのは、ある意味自然なことなのです。

しかし正直なところ、
売れるか売れないかは、出してみなければわかりません。

僕自身「絶対、売れる!」と思って出した本が
売れないこともありました。

逆に「この本売れるかな……」と思って恐る恐る出した本が、大きく売れたこともあります。

プロでも売れる・売れないを見極めるのは非常に難しい。

・・・・・

300万という経費を考えると、初版部数に対して7割以上売れないと、出版社の利益は出ません。

例えば、初版6000部でしたら、4200部以上売れないと元が取れないわけです。

4200部‼

これは結構ハードル高い。

1ヶ月に1冊も本を読まない人が6割を超える時代。このハードルは年々上がっています。

しかし、出版業界全体の売上を見ると、、、

電子書籍とコミック市場の拡大を背景に、2018年の1兆2800億円から2023年は1兆6000億円と、下げ止まりの兆候をみせています。

また、ビジネス書でヒット連発のダイヤモンド社の決算を見ると、2020年3月期5億2800万円の純利益から、2024年3月期は約12億円の純利益と2倍以上の伸びを見せています。

つまり、紙媒体だけではなく、電子書籍の分野に着目したり、きちんと読者の求める本づくりをすればまだまだ伸びる可能性は十分あるのです。

ですから、これから出版を目指す人には臆することなくチャレンジして欲しい!

・・・・・

本には「人生を変える力」があります。

僕も「ある本」に書いてあった「たった1行のフレーズ」で人生が変わったひとりです。

ぜひ、読者の心と人生を揺さぶる
「この本のおかげで私の人生変わったんです」
と言われるような本を書いてほしい。


OCHI企画では、
「数字に負けない出版を目指すあなた」
を応援しています。

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OCHI企画
越智秀樹
https://ochikikaku.com/
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