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ベストセラー本のタイトルが長くなっている理由

2024年11月29日

先日の日経新聞に、「ベストセラー本の書名が長くなっている」という記事がありました。

なんでも、

「2023年までの直近5年の上位30冊は平均10.3字で、1960年代に比べ2倍近くに達した」

そうで、例えば、

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」(15字)

「もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(34字)

「学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に合格した話」(31字)

「頭のいい人が話す前に考えていること」(17字)

などがあるようです。

理由も大きく3つ挙げられています。

① 著者の知名度より「本のコンセプト」で売るようになった
② 作品を目立たせるために「タイトルが説明的」になっていった
③ 書籍も「コスパとタイパ」が求められるようになった

――――――――

この現象を小泉進次郎構文ならぬ越智秀樹構文で解説すると(笑)

① 「誰の」

② 「何の役立つ本なのか」

  「どんな悩みをどのくらいの期間で解決する本なのか」

をタイトルで明確に打ち出す時代になってきたのだと考えています。

――――――――

OCHI企画のコンサル生にも、同じことを伝えています。

例えば、ひざ痛・腰痛が改善する本なら、

「どれくらいの期間で改善するのか」

話し方の本なら、

「人見知りで内気な人ための本なのか」

「誰とでも分け隔てなくしゃべれるけど、より深くコミュニケーションをとりたい人向けなのか」

といったことをイメージして「企画書」や「はじめに」を書く。

――――――――

大切なことですから、もう一度繰り返します。
本のコンセプトを考えるときは、
① 「誰の」

② 「何の役立つ本なのか」
   「どんな悩みをどのくらいの期間で解決する本なのか」
を明確にすること。

ここを意識して、企画のコンセプトをまとめていってくださいね。

OCHI企画では、
「『誰の』『何の役に立つ本か』を明確にするあなた」を応援していきます!

――――――――
OCHI企画
越智秀樹
https://ochikikaku.com/
――――――――

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