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著者にとって大切な「つながり力」

2025年06月20日

「たった一行で世界は変わる!」

OCHI企画 出版寄り添いコーチ・田谷裕章です。

先日、あるプロジェクトをきっかけに
ご縁のできた著者さんのランチ会イベントに
参加してきました。

著者さんのファンはもちろん、
「いつか自分も本を出したい」
という方々もたくさん集まっていて、
とても温かく、熱のある空間でした。

会の中盤では、
編集担当の大手版元の編集長と
著者さんのトークショーも。

これがまた深くて、素晴らしかった。
とくに印象に残ったのが、お二人のこんな言葉。

「売れる売れない、という視点は否定しない。
だけど、『誰と仕事をするか』を、すごく大切にしている。
本を一緒につくるなら、
信頼できる人とゴールを目指したい」(編集長)

「これまで何冊か本を出しているけど、
本を出すなら『この人(編集長)と!』と決めている」(著者)

これらの言葉を聞いて、心からうなずきました。

本を出す理由は人それぞれです。

・どうしても伝えたいことがある。
・自分のことをもっと知ってほしい。
・認知を高めてビジネスにつなげたい。

どれも素敵な動機だと思います。

でも、今日の会を通して
改めて思ったのは──

「誰と、どうつながるか」が大事、ということ。

著者と編集者。
著者と読者。
編集者と読者。

この人とだから一緒に仕事をしたい。
この人の本だから読みたい。

そう思ってもらえる関係性が、
本の価値そのものを押し上げてくれるんです。

そこで大事になってくるのが、
「唯一無二」という視点。

自分にとっては
「当たり前」にできていることでも、
他の人から見たら
「自分には絶対できない」と驚かれること。

その「あなただけの強み」に
気づいて言語化しておくことで、
「この人だから一緒に仕事したい」
という信頼や魅力につながっていきます。

簡単なワークとして、
こんなことをやってみるのもおすすめです。

――――――――――――――――――――――
▼自分の「唯一無二」に気づくためのワーク▼

・人からよく頼まれることを思い出す
・「それ、私には無理」と言われた経験を振り返る
・苦もなくできるけど、意外と他の人が苦戦していることを探す
・過去の仕事や活動で「助かった!」と感謝された場面を思い出す

これらを一度、
紙やスマホに書き出してみるだけで、
自分の「唯一無二」が
少しずつ浮かび上がってきます。
――――――――――――――――――――――

本を出すというのは、
一つのゴールでありながら、
人との関係を広げていくプロセスでもあります。

本を「出したことのある人」と
「出し続けられる人」の違いは、
きっとここにあるのではないでしょうか。

関わる人をどれだけ大切にできるか。
その積み重ねが、やがて
次の信頼と次のチャンスにつながっていく。

編集者も、著者も。
そしてこれから本を出そうとしている人も。

いまOCHI企画では、
10月から始まる新しい企画に向けて
準備を始めているのですが、
その過程で再度本作りに向き合うなか、
「つながり」という視点を忘れずにいたいと感じた一日でした!

OCHI企画では、
「できなかった頃の自分を忘れないあなた」
を応援していきます!
――――――――
OCHI企画
発行人・越智秀樹
https://ochikikaku.com/
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