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行政書士の学校、校長の石下です。


【行政書士の学校通信】第723週目
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おはようございます。


もう１２月も３日です。やばいですね。早いですね。
今年やろうと決めたこと、できていますか？


まだ時間はあります。一つでも消化して年を越しましょう。


自分はといえば今年始めようと思っていた動画をまだ本格稼働できていませんが
その全段階として始めたnoteはいい感じです。


なんと５週連続、８つの記事を書くことが出来ました。
https://note.com/goal_ishige


この調子で動画も含めて情報発信を強化していきます！
あ、老舗の新日本法規出版様でもセミナーに登壇させていただきます。
既に１２０名ほどの方がお申し込みされているようですので
興味があったら無料ですし覗いてみてくださいね。
→https://www.sn-hoki.co.jp/seminar/seminar4429167/


というところで今日の本題
「行政書士は専業が偉いの？」について。


かつて、この業界にはこんな風潮がありました。


「行政書士一本では食えないから、他の事業もやる」


行政書士業務は単価が安い、あるいは不安定だから、
生活のために副業的に他のビジネスも手がける……というイメージです。


僕も行政書士の学校を始めた時
本業が儲かってないから別のことをやってるんだと正直思われたくありませんでした。


でもある程度の経験値を重ね事務所規模を大きくなっても
参加したこともない人がアンチコメントをするのですけどね苦笑


しかし、今は時代が違います。


Gビズポータルや電子政府化が進み、AIが進化する現代。
（https://note.com/goal_ishige/n/n64cb5ff1dbdb


「手続きの代行」だけでは差別化が難しくなり、
単純な申請業務はいずれ本人申請やAIに取って代わられるでしょう。


そんな激動の時代において、私たちが持つべきマインド。
それは、「行政書士の独占業務にこだわりつつも、執着しない」ことだと考えています。


■ ビジネスの基本は「不」の解消
ビジネスの原点は、常にお客様の「不」を解決することにあります。
不満、不安、不足、不便……。


GOALが本業とは一見関係ない「産廃のステッカー」を販売するようになったのも、
実はあるお客様との会話がきっかけでした。


無事に産廃の許可を取得し、許可証をお渡しした時のことです。
お客様からこう聞かれました。


「ありがとう。これで、もう仕事できるんだよね？」
「いえ、実はトラックに会社名や許可番号を入れたステッカーを貼らないといけないんです」


するとお客様は困った顔で言いました。
「え、それどこで買えるの？」


その時、自分の中で閃くものがありました。


お客様にとってのゴールは「許可証をもらうこと」ではありません。
「事業をスタートさせ、稼ぐこと」です。



ステッカーがないと現場に出られないなら、
それはお客様にとっての「不（不足・不便）」です。


行政書士の仕事は、単なる手続代行屋ではない。
お客様の事業のスタートに関わり、もっと言えばその成長に関われる存在なんだ


そう気づいた瞬間でした。


■ 「代書」から「事業成長のパートナー」へ
この気づきは、その後のGOALの事業展開に大きく影響しました。


産廃業務を主軸にしつつ、
業界のDXを支援するための「電子契約事業」をスタート。


一般社団法人の設立手続だけでなく、そこから派生して
「協会ビジネスコンサルティング」を展開。
その中で、会員規約や受講規約の作成など、新たな法務ニーズをビジネス化。


これらは、「行政書士で稼げないからやった」のではありません。
お客様の「不」にアンテナを立て、
「行政書士として関わったお客様に、もっと貢献できることはないか？」を
突き詰めた結果、自然と生まれた事業です。


これからの時代に求められているのは、
「食えないから多角化する」という守りの姿勢ではなく、
お客様の事業成長に貢献するために、独占業務の周辺にあるニーズも事業化していくという攻めの姿勢ではないでしょうか。


■ アンテナを立て続けるために
とはいえ、 「そんなに手広くやる時間なんてないよ」 と思われるかもしれません。


確かに、すべての実務を自分一人で抱え込んでいては、
新しい事業の種を見つける余裕などありません。


僕がこうして事業を設計し、実行できている最大の秘訣。
それは「何でも自分ではしない」ことです。


人に任せることで自分の時間を作り、
空いた手と頭で、お客様の「不」を見つけに行く。


このサイクルを作ることが、組織化と事業成長の第一歩です。


長くなってしまいましたので、この「任せる技術」については、
また次回以降のメルマガでお話ししたいと思います。


変わりゆく時代を、チャンスに変えていきましょう。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます！
また来週元気にお会いしましょう

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　編集後記
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ちょうど一週間後は
僕の愛する息子の１０歳の誕生日です。


もう１０歳
本当に信じられません・・・


自分が父親になってから１０年も立つというのも信じられません。


こうしてあっという間に時間は過ぎていくのでしょう。


今は好きな子ができたと言ってくれ、
二人で毎週サッカーの朝練をしているけど、
確実に友達との時間が増えていっています。
それは良いことだと思います。でも寂しい。正直寂しい。


大切に日々を過ごしていきたいと思います。


本当に最後までお読みいただきありがとうございます。
また来週元気にお会いしましょう！