言語はみな男性名詞
最近よく聞かれる「言語の性」についてお話します。
「言語」という単語は "une langue" と女性名詞だし、
「国名」はと言えば、
● la France
● l’Allemagne
● l’Espagne
● l’Angleterre
と女性名詞の国も多いので、
「フランス語」「英語」などの言語は女性名詞だと思っていらっしゃる方が
多いことに最近気がつきました。
「フランス語」のことを "la français" という方が多いのは、
フランスという国が la France と女性名詞だから、または
la langue (言語)が女性名詞だからなのでしょう。
でも皆さん、世界中の言語は「すべて男性名詞」です!(楽だ~!)
● le japonais
● le chinois
● le français
● le portugais
● l’anglais
....
ちなみにもうひとつ。
学校で習う教科名 (les noms de matières scolaires) は、
すべて「女性名詞」です。
● les mathématiques (数学): 複数形で言う場合が多いです
● la physique (物理)
● l’histoire (歴史)
● la chimie (化学)
● la biologie (生物)
● la géographie (地理)
● la philosophie (哲学)
....
ただし例外は
● le sport (体育、スポーツ)
● le dessin (絵画、デッサン)
そして国語(言語)は上で見たように男性名詞。
● le japonais(日本人の国語は日本語)
● le français(フランス人の国語はフランス語)
暗記のテクニックに使ってくださいね。
記事一覧
ある受講生さんが、 「この前始めて essayer の活用を知りました!!」 とおっしゃっていました。 なんでも、普段はいつも近接未来で Je vais essayer
2025年10月29日
日本での DELFの試験が近づいてきました。受講生さんの中にも DELF A1/A2 を受験をする方が数名いらっしゃるので、最近は毎日 たくさんの添削をしています。 そんな中
2025年10月27日
私がフランス語を教える際には日本語を介するので、 どうしても皆さんが日本語訳に惑わされてしまう場合があります。 (本当はテレパシーやイメージを使って教えられればいいのですが.
2025年10月24日
世界的なニュースとなった「ルーブル美術館強盗事件」。 日曜日の朝に堂々と美術館の窓を壊して入り、宝物を盗んだその犯行手口は まるで映画のようでした。 その間わずか7分。 美
2025年10月22日
日本の DELF の試験が迫ってきましたね~。 DELF の前になると、私は Production écrite や Production orale の添削や対策で忙しくな
2025年10月21日
受講生さんとやったある長文に、 Un sportif bien dans ses baskets. というタイトルの文章がありました。内容はというと、 プロのハンドボール選
2025年10月20日
ジャカルタは毎日暑い日が続いています。 ジャカルタは赤道より少し南に位置するので、南半球にあるということになります。 ということは今は春なのでしょうが、年中30度前後なので、
2025年10月17日
受講生さんに毎日お送りしている音声の中に、次のようなセリフが ありました: "Alors à vendredi et pour une fois, ne sois pas e
2025年10月16日
おとといの晩、フランスの姪っ子のお友達がうちに泊まりにきました。 姪っ子のお友達は23歳。そしてそのボーイフレンド君は27歳。 2か月前からインドネシアの島々を旅行しているそう
2025年10月15日
フランスのレストランでの会話を練習している時に、 とある受講生さんが「私はいつもビールを頼みます」とおっしゃいました。 確かにフランスに行ったからといって、飲み物はワインばかり
2025年10月13日
"avoir besoin de~" 「~が必要である」 という表現がありますが、これを使って 「私はメガネが必要です」 と言ってみましょう。 (ちなみにメガネ "lune
2025年10月10日
私の暮らしているインドネシアはイスラム教徒が約87%を占めている、 世界で最も多くのイスラム教徒が住む国です。 全人口の約 87%というと約2億3千万人ということになり、 これ
2025年10月09日
なんと、約1か月前の9月9日にフランス大統領マクロンにより首相に任命された Sébastien Lecornu が、昨日辞任しました。 2024年1月に Élisabeth
2025年10月07日
仏作文の添削をしている時に、 de nouveau という表現を知らなかった受講生さんがいらしたので、 みなさんにもシェアしたいと思います。 de nouveau とい
2025年10月06日