なぜサラリーマンの言葉には力がないのか
その一番の理由はここにあります。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0151 2020.10.07
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
起業家やフリーで働いている人の中に、
「サラリーマンと話しても面白くない」
という話をする人がいます。
私も起業に勤めるエンジニア、
つまりサラリーマンで、
起業家の人とも話すことが多いですが、
やはりそんなことを感じます。
これはなぜだろうと、考えてみたのです。
まず、人の生まれつきの問題で
ないことは確かです。
なぜなら大学までは、
同じような経歴を歩んでいる人達でも、
その後の職業履歴により、
きれいに二つに分かれるからです。
それでは起業家の方が面白い経験を
しているからでしょうか。
これは確かにそうかもしれません。
でも、サラリーマンでも
面白い経験をしている人はいます。
それでも話を始めたとたんに、
はっきり分かれてしまうのです。
もったいないな、と思うことも
私は多いのが正直なところです。
でも、ある日気づいたのです。
それでは逆に面白くない話は
どんなものだろうと考えた時です。
これは一言でいうと、
建前の話です。
つまり、世の中の常識であるとか、
きれいごとの話は刺さらないのです。
それで、だんだんわかってきました。
サラリーマンの話が面白くないのは、
自分が思ってもないことを
話しているからです。
サラリーマンは立場上、
自分個人の意見と違うことを
話さないといけません。
個人の立場以上に、
会社や組織の立場がありますから。
そして、話をするということは
自分個人よりも、会社や組織のことを
話すことだと認識するのです。
つまり、自分個人の感情には
ウソをついているわけです。
話とは、結局人間がするものです。
だから、個人との感情とは
切っても離せません。
個人の感情と違うことを口に出すと、
その言葉には力がなくなるのです。
ですから、ここぞというときには、
自分の気持ちにないことは
話さないようにしましょう。
思ってないことは
触れなければ良いのです。
それが言葉に力をこめる
第一条件だと考えています。
●●今日のポイント●●-----------------
ウソをついてはいけない。
その理由は言葉に力がなくなるから。
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