見えない幽霊に目と鼻を描く
やはり「形」は強いと思います。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0543 2023.4.17
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
2020年の年末に発売した、
私のKindle書籍
『思考のバグをつぶす エンジニアの副業術』
のペーパーバックを発売しました。
https://amzn.to/41dHAPG
このペーパーバックというもの、
Kindleが紙の本で読めます。
しかも、Amazonに払う費用などは
1円もかからないのですね。
注文が入ってから印刷するので、
固定費はかからないのです。
実際のところは、
それほど売れるものではありません。
まあ、印刷代も乗っかるので、
Kindleよりは明らかに
割高になってしまいますからね。
それでも、良いこともあります。
年配の方など、電子書籍より
紙の本を強く求められる方もいます。
さらに、なんといっても、
自分が嬉しいのです。
自分で作成した本が、
ペーパーバックの実物となって
届く瞬間は本当にワクワクします。
実際、外で一冊も売れなかったとしても、
それだけで意味があるとさえ思います。
クライアントさんのペーパーバックを
製作することもありますが、
皆さん、紙になると喜んでくれます。
現代は価値がバーチャル化する
時代だと考えられるでしょう。
例えば、服を買うにしても、
誰がどんな思いで作ったものか
そんな無形価値が求められるのです。
だから、逆にセミナーとかコンサル、
カウンセリングなど、
実体のない商品も出回るわけです。
でも、実体がない価値に、
実体をつけるという考え方も
あると思うのです。
例えば、Kindle書籍は
バーチャルなものです。
しかし、それに「紙」の実体、
つまりペーパーバックを追加して
満足度を上げる方法も
あると考えています。
無形な価値に形を与える
ということですね。
見えない幽霊に対して、
あえて布をかけて、
さらに目と鼻を描いて、
認識してもらうようなものです。
Kindleの出版目的としても、
たまに「自分探し」という
方がおられます。
この場合は、もしかすると、
コンサルのような形でも
価値を出すこともできるのでしょう。
しかし、Kindleの良いところは、
その自分探しの結果、
Kindle書籍という実体が
現れるわけです。
無形の価値を売っている人は
それに形を与えられないか、
そのように考えると
新しい価値を出せるかもしれません。
●●今日のポイント●●-----------------
無形の商品を売っている人は、
形を与えられないか考えてみよう。
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