気を引くことより、無視できないこと
実はそれより大切なことがあって……
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0706 2024.5.1
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
書籍もそうですが、
何か自分の商品を作る時に
多くの人が
「お客さまが欲しがる」
という観点で考えることでしょう。
今日のお話は「欲しがる」の
観点で考えるより、
「無視できない」の観点の方が
効果的ですよ、ということです。
特に、小規模なビジネスの場合、
この視点が重要になってきます。
「欲しい」と「無視できない」
この差はいかにお客さまに
商品がフィットしているか
ということが重要です。
言い換えると、
「これは私のための商品だ」
そう感じさせることが、
大事になってくるのです。
ちなみに「無視できなくする」
簡単な方法は絞ることです。
例えば、東京のガイドブック、
となれば、ふーん、と無視される
ことも多いと思います。
しかしながら、
「板橋区常盤台」のガイドブック
があったとして、
もしあなたがここに住んでいる、
又は引っ越しを考えているとして、
この本を無視できるでしょうか?
ほぼ不可能なはずです。
また、「がん」になったら、
という闘病記があったとします。
これは一個人にとってみれば
これ以上ない一大事なのですが、
世の中にはありふれていることです。
しかし、「肛門管扁平上皮がん」の
闘病記があったとします。
(これは稀少な「がん」らしいです)
ここで、もしあなたやあなたの家族が
「肛門管扁平上皮がん」
と診断されたとして、
この本を読まずにおれるでしょうか?
これが、無視できないことなのです。
ただ、細かくするわけですから、
絶対的な読者数は減ります。
しかし、読んで共感してくれる
確率ははるかに高くなるわけです。
しかも大手の企業は
売上規模が小さいので入れません。
ですから、個人の出版においては、
この「絞る」戦略が王道だと
私は考えています。
●●今日のポイント●●-----------------
お客さまを「欲しく」させるより、
「無視できなくなる」ことを狙う。
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