おわった……、と思ったメール
今の私にこれほどのものはありません。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0733 2024.7.5
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
先日、自分の著書の編集者から
恐ろしいメールが届きました。
タイトルはこれです。
『高校数学からのギャップを埋める
大学数学入門』誤植について
ああ、しでかしてしまったか……。
読者から、ある式が間違いではないか
という指摘があったということでした。
他の仕事をしていたのですが、
もう、気になって仕方ありません。
この時点で「やっちまったな」
という感じです。
まず検証をしてみます。
しかしおかしいことに、
指摘で正しいとされた式で
うまく計算が合いません。
そして、自分の本に書いてある
式で試してみると、合います。
ん? 正しいのか?
それとも何か検証の式を
間違えているのか?
そして、もう一度、自分の本の
式を試してみると……、
合いません。
(これは計算ミスでした)
さらに、2、3の例で試すと
どうやら自分の方が正しそうだ
とわかりました。
そこで、次は文献調べです。
手元の他の数学の本を調べると、
1冊、私の本と同じ式を
書いているところを見つけました。
しかし、それでも安心できません。
その本が間違えている可能性も
あるのです。
Webは日本語では
見つけられませんでしたが、
英語で計算をしてくれている
文献を見つけました。
そのURLを確認して、
参考資料としてつけます。
その結果を編集者に返して
一応は決着です。
読者さまからの誤植の指摘って
90%くらいは正しいです。
普通は指摘が来た時点で
「もう観念……」
という感じなのですが、
今回は指摘の方が間違えていた
まれな例でした。
しかし、実はこちらの方が
気を使うのですね。
間違いと指摘されて、
返した答えが間違い、
ではシャレになりませんからね。
本当に焦った瞬間でした。
●●今日のポイント●●-----------------
著者は自分の本の誤植を
とても恐れている。
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