理念・目的・目標を持つ
2022年9月19日
今日のテーマは、
「理念・目的・目標を持つ」
です。
夏の甲子園で東北地方に初の優勝旗をもたらした、
仙台育英高校野球部の須江監督が、
このように言われていました。
「目標と共に、理念・目的を持たなければならない」
まったく同感です。
「野球部で日本一になる」という目標だけを掲げると、
勝利至上主義に陥ってしまう。
それだと部活動の教育的な意味や価値がなくなるのだと。
目標とともに目的を持つことで、
部員たちの夢に対しての行動が、
具体的に変わっていくのだとも。
素晴らしい監督さんですね。
これは何も部活動に限ったことではなく、
我々の仕事に関しても同じことです。
「売上を上げる」
という目標だけを掲げると、
成果至上主義になり心が荒んできます。
社員の生活の充実や達成感・幸福感、
お客さまの喜ぶ笑顔や、
関わる皆さんの満足感を想う理念や目的を持つことが重要なのです。
それがあってこそ、
社員一人一人のモチベーションが上がり、
自発的に行動するようになるわけです。
須江監督は監督就任時から、
「地域の皆さんと感動を分かち合う」
という理念・目的を掲げていたそうです。
災害があれば清掃活動に出向くとか、
地域のコミュニティーに関わり合いを持っていくような、
お互い顔がわかる人間関係を育ててこられたと。
だからこそ地域の皆さんが本気で応援してくれて、
部員たちもそれを思って力を発揮し、
偉業を達成することができたのですね。
理念・目的・目標を持って、
自ら実践し、結果を出す人の考え方を、
自分事に落とし込んでいきましょう。
今日は、
「理念・目的・目標を持つ」
というお話でした。
いかがでしたか?
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。
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