まず自分を幸せにする｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

まず自分を幸せにする

2025年12月11日

2025年12月11日

今日は、
「まず自分を幸せにする」
というお話です。

多くの人は、
「目標を達成したら幸せになれる」と思っていますが、
実は逆です。

幸せだから目標達成できるのです。

好きなことを、
自分がやりたくてやっているときは、
ハードなことも苦になりません。

むしろ楽しいです。

世界一のアスリートである大谷翔平選手は、
いつもそんな感じに見えますよね。

元バレーボール日本代表の益子直美さんは、
「監督が怒ってはいけない大会」
というのを主催しています。

現役時代に、
「監督に怒られるのが怖くて、
バレーボールを楽しんだことがなかった」そうです。

自分自身のそんな経験から、
「怒らない指導」を推奨し、
開催し始めた大会です。

失敗しても怒られない。
うまくいったらハイタッチ。
選手は伸び伸びプレーできます。

安心してチャレンジできるから、
持っている力を思う存分発揮でき、
より良い結果が生まれます。

そんな様子を観て監督も学んでいくそうです。

昭和から平成にかけては、
徹底的に管理・統制されているチームや選手が、
結果を出していました。

例えば頭は丸坊主。
監督の前では直立不動。
返事は「はい！」のみ。

多くの人が、
「強くなるにはそれが正しいやり方だ」と、
思い込んでいました。

でも、
選手自身は苦しんでいることも多く、
怪我やイップスで潰れてしまったケースも多くあります。

それが問題にならなかった時代です。

益子さんが言うように、
監督やコーチが怖くて、
顔色を窺いながら練習や試合をするのって嫌ですよね。

失敗を恐れて委縮してしまい、
思い切ったプレーができないのは、
本人のためにもチームのためにもなっていません。

ただ、
多くの人が「そのやり方」しか知らなかったのです。

最近は少しずつ変わってきています。

世の中が変わり、
誰もが情報を手に入れるようになり、
古いやり方に疑問を持つ人が増えてきました。

スポーツだけではなく社会全体が変わっています。
学校や公共団体も、
企業も変わっていきつつありますよね。

失敗したら怒られる環境よりも、
安心して思い切った挑戦ができる環境、
成功して自信が持てる環境が人を成長に導きます。

先輩・後輩の垣根があまりないチームや、
長髪で伸び伸びプレーしているチームが、
全国大会の上位に食い込むようになっています。

選手がイキイキしていて、
笑顔が多い。
厳しい勝負をしながらもどこか楽しそう♪

そんなチームが増えている印象です。

夢や目標を実現したいならば、
「自分を幸せな状態にする」ということを、
優先的に考えましょう。

今日は、
「まず自分を幸せにする」
というお話でした。

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。