【Tear’s Letter】「仕方がない」から「仕方がある」へ。｜【しあわせなみだ】Tear's Letter バックナンバー

【Tear’s Letter】「仕方がない」から「仕方がある」へ。

2020年11月08日

☆このメールは「しあわせなみだ」のメールニュース配信を
希望された方、SHE（Sexual Health Education）検定で
メールニュースにご登録いただいた方に配信しています。
不要の方はお手数ですが下記URLから
配信停止のお手続きをお願いいたします。
https://mail.os7.biz/del/8nJq

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★　Tear’s Letter
★　「仕方がない」から「仕方がある」へ。
★　2020年11月8日　No.470
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こんにちは！NPO法人しあわせなみだです。

2020年4～9月に全国の性暴力ワンストップ被害者支援センターに
寄せられた相談件数が、前年同期比15.5％増の23,050件に上った
ことがわかりました。背景には、新型コロナウイルスの感染拡大が
挙げられています。
新型コロナウイルスや災害等の社会不安は、性暴力が起こるリスク
を高める可能性が指摘されています。今度同様の事態が発生した時、
どのような対策をとる必要があるのか、分析が求められます。

↓詳細は11/6付「共同通信」をご覧ください
https://www.47news.jp/news/5463039.html

それでは今週の「Tear’s Letter」をお届けします！

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┃【Tear’s Letter No.470 Topics】
┃★１．「仕方がない」から「仕方がある」へ。
┃★２．ウェブサイト更新情報　　　
┃★３．編集後記
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★１．「仕方がない」から「仕方がある」へ。
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2016年秋、しあわせなみだは3団体と「刑法性犯罪を変えよう！
プロジェクト」を立ち上げ、刑法性犯罪改正を後押ししました。
活動を共にした「ちゃぶ台返し女子アクション」の
鎌田華乃子さんが、このたび著書を出版しました。
今回のメールニュースでは、鎌田さんにご寄稿いただきました！

＊＊＊

11月12日に私自身の初めての著書「コミュニティ・
オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ」
が英治出版より出版されます。私は、NPO法人コミュニティ
オーガナイジングジャパンを仲間たちと2014年に立ち上げて、
全国で仲間と共に行動し社会変化を起こすコミュニティ
オーガナイジングを広める活動をしてきました。

日本では、環境、労働、女性運動など本当に多くの人たちが声を
上げて日本の社会を良くしてきていますが広く認知されていません。
普段政治に関わらない普通の人々が社会を変えてきた歴史に
スポットライトをあてつつ、COを紹介する本を書きたい、沢山の
人に希望を感じてもらえる本を書きたいと思い、とやっと書けた
本です。

この本は序章でなぜ日本では「仕方がない」という言葉が普通に
使われ、理不尽なことがあっても諦める社会になっているのか
考えていきます。私自身もそう思っていましたが、社会なんて
変えられないという思いがどこから来ているのか。私がなぜ
変えられると思うようになったのか、コミュニティ
オーガナイジングとの出会いまで自分のストーリーと仕方がないを
どう乗り越えられるか、私の中で１０年以来日々考えてきたことを
整理しました。

Part Iでは誰でも行動は起こせる、ということで小学校五年生の
カナメ達とその周りの子どもたちが奪われた自由な昼休みを
取り戻すというストーリーを通じてコミュニティ・
オーガナイジングを学んでもらえるようになっています。

Part IIでは、身近なところから国の法律を変えるところまで、
そしてところを変えて中東のヨルダンや東欧のセルビアの事例まで、
様々なコミュニティオーガナイジングの実践事例を示しています。
NPO法人しあわせなみだも参画した刑法性犯罪改正を目指した
ビリーブ・キャンペーンでは、国の法律改正にどのように草の根の
動きで働きかけたかをご紹介しています。

一人でも多くの人の目に触れてほしい。一人でも多くの人に読んで、
仕方がないではなく仕方がある、と感じてほしいと思います。
そのためにはAmazonの予約を上げると、書店でも手応えがあると
いうことで平積みにしてくれるそうです。よかったらAmazonでの
予約をお願いします。
https://www.amazon.co.jp/dp/486276293X/

そして本を通して得た収入はNPO法人コミュニティ
オーガナイジングジャパンに寄付されます。みなさんが予約して
くださった、買ってくださった、そのアクションがすでに行動する
人を応援することにつながっています！

☆プロフィール
鎌田華乃子（かまた・かのこ）
特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
理事/共同創設者。
ハーバード大学ケネディスクール卒。ニューヨークで市民参加の
さまざまな形を学び、帰国。2014年1月に特定非営利活動法人
コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンを仲間達と立ち上げ、
実践を広める活動を行っている。
現在はピッツバーグ大学社会学部博士課程にて、社会運動に人々が
なぜ参加しないのか、何が参加を促すか、研究を行っている。

★２．ウェブサイト更新情報
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☆【イベント情報】に［11/25：東京］『「障がいに乗じた性犯罪」
創設を目指して～障がい児者の「人権」を尊重する刑法へ～』を
掲載しました
http://shiawasenamida.org/172015
↑しあわせなみだ主催院内集会です。ぜひお越しください。

★３．編集後記
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国際NGOプラン・インターナショナルが、世界31か国を対象に、
女の子へのオンライン・ハラスメント調査を実施しました。
その結果、調査対象者の58％、日本では25％が、SNS等で、
ストーキング、搾取、虐待といった、何らかのハラスメントを
経験していたことが、明らかになりました。結果を踏まえ、
SNS運営会社や政府へ、対策を提言しています。
インターネットは、私たちの生活の利便性を向上させる上で、
今やなくてはならない存在です。性別や年齢を問わず、すべての
人が安全安心にアクセスできる環境を実現する責任を、私たち
一人ひとりの市民が果たしていきたいですね。

↓『世界ガールズ・レポート2020『女の子にオンライン上の
自由を』』日本版概要はこちらです↓
https://bit.ly/2U4n82P
↓日本を対象とした調査レポートはこちら
https://bit.ly/38lrpYe

☆最後までお読みいただきありがとうございました。

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mailto:info@shiawasenamida.org

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