障害年金業務研修会メルマガ第486号/2025年06月04日配信 ○○○○さんへ 夏の特別講座成功に力を貸してください!
みなさん、こんにちは。村崎です。
今号は、私の思いをつづりました。少々長い
ですが、最後までお読みいただき、力を貸し
ていただけると、本当に嬉しいです。
7月5日開催予定の「障害年金社労士のための
2025年夏の特別講座in大阪《障がいのある女
性の生きづらさについて考える》」まで、い
よいよ1か月となりました。
この特別講座は、半年以上前から講師陣と話
し合いを重ね、準備を進めてきた企画です。
しかし、現在の申し込み状況は、まだまだ少
ない状況にあります。
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なぜ、この講座を企画したのか
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障害年金業務は、年金制度の知識や手続きの
スキルを磨くだけでは十分ではありません。
障がいのある人や家族の生活実態、そして障
害年金業務を中心とした生活支援の重要性を
深く理解することが、障害年金社労士として
きわめて重要だと考えています。
今回は、「障がいがあること」「女性である
こと」この二つが重なるとき生じる複合的な
「生きづらさ」について、当事者や福祉の支
援者とともに学び合いたいと考えました。
雇用・経済面での二重の不利益、暴力・虐待
のリスクの高さなど、私たちも現場で直面し
対応に苦慮する課題です。この間、講師陣と
話し合うなかで、改めて、障がいのある女性
の抱える様々な「生きづらさ」の背景に、厳
しい経済的な困難があることと、その経済的
な困難を軽減・解消するうえで、障害年金が
とても重要な公的支援制度であることを痛感
しました。
何としても、今回の特別講座を成功させた
い、一人でも多くの仲間に参加してもらいた
い。その強い思いをもって、準備を進めてい
るところです。
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講師陣からからも期待のメッセージ
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今回講師をお願いした4人の方は、それぞれ
異なる立場から、障がいのある女性の現実と
向き合い、軽減・解消のために尽力されてい
ます。
当事者として、研究者として、支援者とし
て、特別講座と障害年金社労士への講師の期
待のメッセージを紹介します。
◆当事者として、自身の経験も踏まえて「生
きづらさ」の現状と軽減・解消に向けた運動
に取り組むDPI女性障害者ネットワーク副代
表の村田惠子さん
「障害があり女性であることで受ける複合的
な差別への認識や理解は深まっていません。
研修に参加されたみなさまが軽減・解消に向
けた社会の課題と支援への理解を深めていた
だく機会となり、支援の輪が広がることを願
っております」
◆障がいのある当事者と家族の経済的な困難
について調査・研究をしている佛教大学社会
福祉学部教授の田中智子さん
「障害があること、女性であることはいずれ
も個人にとって偶発的な事象であるにもかか
わらず、そのいずれもが現代社会における生
きづらさにつながっています。障害女性たち
のリアルから、誰もが生きやすい社会のあり
方について皆さんと一緒に考えていきたいと
思います」
◆社会保険労務士として、障害年金の相談・
受給支援に誠心誠意取り組む藤岡夕里子さん
「障害年金業務は、年金知識だけ、目の前の
訴えだけで対応しようとすると請求者本人を
傷つけてしまうことがあります。その前提に
ある根本的な問題を意識しなければうまくい
きません。支援者目線、当事者目線、研究者
目線のお話を聞くことで支援者としてあるべ
き意識を皆様とともに学ぶことができるまた
とない機会です」
◆福祉の支援者として障がいのある女性の支
援に取り組む相談支援専門員の柳田久美子さ
ん
「障がいのある女性への支援で心掛けている
ことなどについてお話したいと思います。利
用できる制度や援助を活用し、支援に繋げて
いけるよう、余裕を持って今後の生活をどの
ように組み立てていくか、を考えることがで
きるよう取り組んでいます」
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なぜ会場開催にこだわったのか
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今回、オンラインのみの開催ではなく、会場
開催にこだわったのには理由があります。そ
れは、同じ会場で講師陣と参加者がともに学
び合い、話し合うことの大切さを実感してい
るからです。
当事者の貴重な証言を直接聞き、多職種の支
援者と顔を合わせて対話することで、机上の
理解を超えた深い気づきが得られるはずで
す。障がいのある女性への支援に関心を持つ
社労士の仲間同士のつながりも生まれるでし
ょう。
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関西・中国四国・九州の仲間たちへ
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開催地を大阪市にしたのは、東京での開催に
偏りがちであることから、今回は関西や中
国・四国、九州の仲間たちに多く参加してほ
しいとの思いからです。
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特別講座で得られる3つの学び
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◆複合的な「生きづらさ」への深い理解
「障がいがあること」と「女性であること」
が重なることで生じる「生きづらさ」の実
態や背景について、当事者の生の声から学べ
ます。
◆相談力向上のヒント
障がいのある女性が安心して相談できる社労
士としての相談力向上のヒントが得られま
す。
◆当事者や福祉支援者との連携のヒント
当事者や福祉の支援者が社労士に何を期待し
ているのか、どのような連携が可能なのかを
具体的に知ることができます。
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みなさんにお願いです
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★ぜひ、ご参加ください。できれば会場参加
をご検討ください。
実務のスキルアップに直接役立つものではな
いかもしれませんが、障害年金社労士として
持っておきたい大切な視点を学ぶことができ
るはずです。
★友人や知人にも呼びかけていただけないで
しょうか。
「誰もが生きやすい社会をつくりたい」。そ
の思いを同じくする仲間たちとの学び合いの
輪を、広げたいと思っています。お力添えを
お願いいたします。
《特別講座の概要(再掲)》
◎日時:7月5日(土)13:00~16:30
◎会場:大阪市・CIVI研修センター新大阪
東E605会議室(新大阪駅東口から徒歩5分)
◎参加方法:会場参加、オンライン参加、後
日動画視聴
◎参加費:5,500円(税込み)
◎申し込み締切:6月28日
◎詳細確認・申し込み:
ぜひ、下記URLのサイトをご確認ください。
https://e-ve.event-form.jp/event/101830/HQZjXfVwWw23
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最後に…
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障がいのある女性の「生きづらさ」に心を痛
め、よりよい支援者となるために学び合う特
別講座。あなたの日々の業務や支援活動に、
確かな視点と新たな気づきをもたらしてくれ
るはずです。
私たち障害年金社労士が、当事者や福祉の支
援者とも力を合わせて、「生きづらさ」の軽
減・解消に誠心誠意取り組む―そんな支援の
在り方を、ともに考え合いませんか。
半年以上かけて準備してきた特別講座です。
みなさんのご参加と、お力添えを心よりお願
い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今号はここまでとなります。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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