コンセプト説明

魂を解き放つ1日1分間コーチング

具体的な顧客像を決める

2019年07月19日

さて、昨日の続きです。

自分が勝てるポジショニングのための、
重要な3つの要素のひとつ。

それが市場=顧客(見込客)の群れでした。


今あなたが持っている集客ルートがある市場
つまりすでにアクセス可能な見込客のうち、
理想のお客さんとはどんな人でしょうか?


昨日少しお話したペルソナとは、
自分のビジネスにおける
理想的な顧客像のことです。


「お客さんはどんな人か?」
という質問はこれまで色々な場所で
受けたことがあるかもしれません。


でも、ほとんどの場合、

「会社社長」
「60〜70歳」
「〇〇についての悩みがある」

くらいの抽象的な枠組みで
捉えてしまっています。


ここが具体的でないと、
極端な話、誰にも響かない
メッセージになってしまいます。

商品やサービスのどのメリットを押し出せば良いか
分かりません。

どんなポジションを取って良いかも
分からなくなります。


ペルソナを作って顧客像が明確になると、
まずメッセージがブレなくなります。

お客さんに響くメリットを
ピンポイントで伝えられるようになります。

嫌なお客さんが来なくなります。

広告もその人がいるところに出せるようになります。

自分のポジションを決めやすくなります。


例えば、あなたのお客さんは、、、

何歳で、
どこに住んでいて、
どんな外見で、
どんな家族構成でしょうか?

何に悩み、何を求め、
どんな趣味があるでしょうか?

そのお客さんの価値観は?

使えるお金はいくらくらいですか?
買う前に誰に相談しますか?

また、あなたのサービスを断る時には
どんな言い訳をするでしょうか?


こういう項目を書き出して、
目の前にいると思えるくらい
具体的に顧客像を作りこみます。


そのペルソナの欲求や悩みに合わせて
商品・サービスを作り直すかアップデートし、

商品やサービスのメリットは、
そのペルソナに向けて響くものを押し出します。

もしかすると価格ももっと高い方が、
そのペルソナには売れるかもしれません。


そしてペルソナに宛てて、
チラシやホームページの文章、
ブログ、メルマガを書きます。


最初はうまくできないかもしれません。
もしかすると、外すかもしれません。


ポイントは、ペルソナ自体をつくることではなく、

「もっともっと自分のお客さんのことを知ること」です。

ほとんどの人が自分のお客さんのことを知りません。
理想に近いお客さんから会話の中で色々なことを聞き出しましょう。

自分の顧客像が鮮明になればなるほど、
ライバルよりもメッセージが響くようになりますし、
自分の取るべきポジションも見つかりやすくなります。


より具体的に、もっと具体的に、
をキーワードにあなたのペルソナを作ってみてください。

そうすると「あなたのお客さんは誰ですか?」と聞かれたとき、、、


独立開業して5年以内の30代後半の士業で、
食えないわけではないが、成功しているとも言えない。
年収は近い将来とりあえず1000万円くらいは取りたいと思っている。

住宅ローンを組んで、
市内中心地近くのマンションに住んでいる。

ただ「できたらいいな」くらいで
そこまで大きなモチベーションはない。

それ以上の年収にはそれほど欲求はない。
収入よりは、妻と子どもと過ごす時間を大切にしたい。

目標まで売上も上げたいが、
同時に働く時間も減らせたらいいな、と思っている。

不労所得も作りたい。

それにはスタッフを雇うことも検討しているが、
大規模な事務所にするよりは
小規模で回せるような事務所を作りたい。

自分の資格の枠組みを超えた仕事をしたいと思っているが、
それがなにかは具体的には見つかっていない。
見つけ方も分からない。

ただ「この分野ややり方が儲かるよ」と、
他人から押し付けられるようなことはしたくない。
自分の才能が生かせる場所を自分で見つけたい。

紹介ではなく、自分で集客できるようになって、
仕事をふる側に回りたい。

本やセミナーでビジネスの勉強はしているが、
がっつりコンサルは受けたことがない。
そこまで信用はしていない。
ただ、自分が納得ができたら受けてもいい。

集客は交流会などで会った他士業の紹介が中心。
ホームページがあったらもっと集客できるんじゃないかと
漠然と考えている。

同業者が新しい分野で活躍しているニュースを聞くと、
焦ると同時にモチベーションも上がる。

勉強のわりに行動量が少ない。
インプット中心で、アウトプットが苦手。
目標を立てても続かない。


こんな風に答えることができます。

僕は、今こんな人に宛ててメルマガを書いています。
どれくらい当てはまってましたか?

良かったら、また教えてくださいね。


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