コンセプト説明

スウェーデンでは古くから、


「大半の子どもはタンポポだが、
少数の子は蘭である。」


という言い伝えがあるそうです。


タンポポはそれほど綺麗な花ではありませんが、
どんな環境でもよく繁殖します。

一方、蘭はきちんと管理しないと枯れてしまいますが、
丁寧に世話をすればそれは見事な花が咲きます。


これを『残酷すぎる成功法則』
著者のエリック・バーカーは、

最先端の遺伝子学のエビデンスを示した上で
次のように表現しています。


「大半の人はタンポポだ。
どんな状況に置かれても、
だいたい正常に開花する。

しかし一部の人は蘭で、
悪い結果のみならず、
すべてのことに対して
繊細で傷つきやすい遺伝子を持つ。

タンポポが生えているような
道端では花を咲かせられない。

しかし温室で手入れが行き届けば、
タンポポなど足元にも及ばないほど
美しい花を咲かせる。」


僕は、このたとえ話でいう

蘭の花を咲かせたい

と思っています。


ところで、僕は独立する前は
父親が経営する司法書士事務所で働いていました。


後継者候補として入りましたが、

父親とは考え方の違いから喧嘩になるし、
世代の違う古参スタッフとの反りも合わず、

自分の仕事は誰も手伝ってくれず、
仕事も細かいミスばかり。

外出中の電話対応すら我関せずで、
帰るとメモの山だけが置いてありました。

毎日遅くまで残った作業をひとりでやっていました。

ここは自分の場所じゃないと感じるようになりましたが、
辞めることも許されませんでした。


ある日の夜、突然胃が燃えるように熱くなって、
病院へ行くと適応障害という診断を受け、、、
要はうつ病になりました。

今度は腫れ物です。


一時期は心療内科で薬づけにされましたが、
休むことも許されなかったので、

出勤してぼーっとしているだけの、
まるで廃人みたいな生活をしていました。

花が咲くどころか、
本当に枯れそうになっていたのです。


僕は思い返せば
ずっとどこか生きづらさを感じていました。

心療内科の治療の中で、
自分がADHD（注意欠陥多動性障害）
という発達障害を持っていることも分かりました。

集中力のコントロールができず、
忘れ物やミスが多く、
物事の優先順位がつけられず、
先延ばし癖があり行動力に課題がある

と言われています。

でも、ひとつのことに集中したときや、
刺激が多い環境に触れたとき、
恐ろしい力を発揮します。


あらゆることで60点が求められる
一般社会ではあまり有り難くありませんし、
実際これまで失敗ばかりしてきました。

薬を飲むかどうか悩んだこともありましたが、
今ではこの特性は有り難いプレゼントだと思っています。

自分で仕事をデザインできる立場になれば、
なんだってできます。


欠点は使い方によって長所になります。
環境が特性を欠点にしているだけです。


僕は、このような体験から、

普通の会社や一般の価値観と合わず、
これまで生きづらさを感じたり、
苦しい体験をしてきた人、

つい自分の欠点に目が行ってしまい、
本当は何をして良いのか分からない人、

でも自分を諦めたくないし、
これからもっと変わりたい人。

こんな人たちが本当に輝く場所を見つけて
成功を手に入れて欲しい。
そう思っています。


一番良いのは自分でビジネスを持つことです。
自分の才能を知り、自分が輝く環境と仕組みをつくることです。

もし今そう感じられていなければ、
新しくつくり変えることです。

もっともっと人生が楽しくなります。


僕はそのお手伝いがしたいです。


すべての人間には個性があります。
独自の才能資質があると僕は信じています。