彼を知り己を知れば百戦殆うからず｜魂を解き放つ1日1分間コーチングバックナンバー

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

2019年08月10日

孫氏の有名な言葉に、

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

という言葉があります。

一度は聞いたことがあると思います。

意訳すれば、

相手のことを知って、
自分のことを知っていれば、
何回戦っても負けることはない、

という意味ですね。

これには少し続きがあって、

「彼を知らずして己を知れば一勝一負す」
「彼を知らず己を知らざれば戦う毎に必ず殆し」

自分のことだけを知っていれば
勝率は５割くらい、

相手のことを知らず、
自分のことも知らなければ、
戦うたびに負ける。

こんな意味になります。

あなたはどれだけ自分のことを
知っているでしょうか？

自分の人間としての、
会社としての、
強みと弱みを認識しているでしょうか？

そして、どのくらい相手を知ろうとしているでしょうか？

これにはライバルだけでなく、
お客さんについても含まれます。

もっと自分に、相手に興味を持ってください。

僕もこれまで興味を持つのがとても苦手でした。

帝王学の師匠に
「他人に興味を持つ方法を教えて下さい」
と質問したら、

そのときも公開でボコボコに怒られました笑

「そんな方法はない」
「興味を持つ必要性がないからやってないだけだ」

つまり、これは才能や特性の問題ではなく
僕が必死じゃない、本気じゃないから
やってないだけだという意味です。

本気ならどんな方法だろうがやるはずだ、
ということですね。

その中で、

「自分に興味を持てない人間は、
他人に興味を持てない」

というフィードバックもありました。

僕は自分にしか興味がないと思っていたので、
少し意外でした。

言われたときはあまりピンと来ませんでしたが、
今では自尊心が低い、自信がない人間は、
他人のことを考える余裕がないんだと理解しています。

もしあなたも他人に興味がわかないと
「カン違い」しているなら、
まずは自分に自信を持つ必要があるかもしれません。

そして、他人に興味を持つのはスキルです。
そういう練習をすれば身に付きます。

これは強くお伝えしたいですが、
決して才能ではありません。

これはすごく深いテーマなので、
またいつか詳しくお伝えしたいと思っていますが、、、

これまでメールマガジンでお伝えしていることは、
ほとんどが次のどれかに当てはまるはずです。

「自分または自分のビジネスのこと」
「お客さんのこと」
「ライバルのこと」

勝つための戦略を構築するために
絶対に必要なリサーチのことを
とにかくお伝えしています。

とても重要なのに、
ほとんどの人がやっていません。

面倒だからです。

逆にいえば、
ライバルの中であなただけがやれば勝てます。

あなたは負ける戦いを挑みますか？
勝率５割で良いですか？

それとも、、、
必ず勝ちたいですか？