自己認識の旅を始めよう｜魂を解き放つ1日1分間コーチングバックナンバー

自己認識の旅を始めよう

2019年09月15日

僕はこの数年間、
ずっと自己認識を向上させることに
取り組んでいます。

「自己認識」とは、
『インサイト』の著者
ターシャ・ユーリックによれば

「自分自身のことを明確に理解する能力――
自分とは何者であり、
他人からどう見られ、
いかに世界へ適合しているかを
理解する能力」

と表現しています。

これだけでは
イマイチ何のことか
分からないと思います。

要するに、

自分が何者であるか分かっていないと、
自分にとっての真の成功や
幸せに反する行動をとり、

自分が何を求めているか分からないため
実りない仕事や関係を続けてしまう、、、

他人からどう見られているかを知らないと、
人間関係が上手く行かない、、、

ということなんです。

かつての僕は自己認識の
かけらもありませんでした。

僕の自己認識についての旅は、
適応障害によるうつ病が始まりでした。

当時向精神薬で薬漬けにされた
心療内科の先生に勧められた

『こころが晴れるノート』

という本がきっかけです。

これはうつ病などの
精神的な疾患の治療に効果的とされる
認知行動療法を実践する本です。

今このメルマガを読んでいる人に
お勧めするような本ではありませんが、

結果をつくっている原因である
自分の思考・行動パターンに気付き、
それを変化させていく

というプロセスがあるということを
知ることができました。

その当時は、
うつ病になるなんて
自分はどれだけ弱い人間なんだ
と思っていました。

薬を飲まないと、
まともに動けませんでした。

でも、薬を飲んだからといって
別に楽にはなりません。
動けるようになるだけです。

心はずっと地獄です。

やるせない気持ちや、罪悪感。
恥ずかしさ、無力感。自責の念。

胃と心をズタズタにしながら
毎日自分はどうすれば良いのか、
どうしたら良いのかについて
考えていました。

１年間でなんとか独立開業するという
結果をつくり、
抜け出すことができました。

その独立開業に至る想いは

「自分の力を一から試してみたい」

ということが大きかったと思います。

親の事業を引き継いで、
なんとなく安定して生きる。

そんな生き方は自分らしくない、
と思えたからです。

その自己認識を得たからこそ、
行動に繋がったと思います。

僕は自己認識の変化が
現在地から未来への道筋を
劇的に変化させることを
体験済みです。

どんな知識よりも、
ノウハウよりも、
技術や能力よりも、、、

この自己認識は、
全ての仕事や人間関係の
土台になる必須の「スキル」です。

つまり、後天的に身に着けられる力です。

それ以来、僕はずっと
この自己認識を高めるという
知識とスキルを磨いています。

あなたがまだ取り組んでいないなら
そのスタートを切ってください。

この旅に終わりはありません。
正解もありません。

自己認識が変化すればするほど
行動にも変化が起こります。
新しいことが入ってきます。
今までと違う結果になります。

今もしあなたが仕事や人間関係で
上手く行かない場面ばかり
体験するのであれば、

この自己認識を欠いている
可能性があります。

その具体的な方法について、
これから何日かで
お伝えしていきます。