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「そうだ！私、雑誌つくろう！✨」

約1年3ヶ月前のある日
そう思い立った私は
すぐにそれを実行することにした。



雑誌はいつか作ってみたかった。

インスタの発見かなにかで目にした
益若つばささんの1枚の写真がきっかけ。



それは
原稿や写真や色見本などで
埋め尽くされた大きな机と
それらを真剣に見つめる彼女の姿で

全国飛び回って
直接取材に行ったり
徹夜しながら
きっと「眠いー！」とか言いながらも
黙々と編集をしてる様子に
めっちゃくちゃ心が震えた。

いつか私もやってみたいって
強烈に抱いた夢。

それをある日突然思いつきで
実行してみることにしたんだ。



雑誌をつくろうと決めるとすぐに
タイトルが降りてきた。

「Ātman（アートマン）」

それは
「真我」や「個の根源」を表す言葉で
もとは「呼吸」という意味だったそう。



そこから
タイトル「Ātman」
創刊号のテーマを「個の根源」とし
私の初めての雑誌作りが始まった。





始めてみたら
めちゃくちゃ大変だった。

まず
自分が「やろう」と決めたことに
現時点での自分の力量が追いつかない。



「あまりにも今の自分のキャパに合わないものを
私、やってしまったのかもしれない」

「やめた方がいいのかもしれない」と
何度も何度も思った。



だけど
何度そう思っても
「・・・やっぱり雑誌はつくりたい」
その思いは変わらなくて。

今やっと
完成しつつあるこの雑誌は

私のエゴから始まり
エゴによって
「完成する」っていう道を
選ぶことができたんだと思う。





エゴ（Ego、自我）

タイトルのĀtman（真我）とは
対極？にあるような言葉だけど。



エゴってそもそも「自分」のことで
※英語の「I」みたいなもの

別に「悪いもの」じゃないんだよね。



だけど私たちって
頭の声がうるさくて
それを「エゴの声」と呼んだり

これを鎮めるためにひとつ
「瞑想」という手段をとったりするけど。

私が思うエゴって
もっと全然違うものなんだよ———





いつか何かで
創世記に興味を持ったことがある。

禁断の果実を口にして
楽園を追い出されたアダムとイブだけど

元々イブをそそのかしたのは
楽園にいた蛇だった。



「なんでその果実を食べることを
禁じられてるか知ってる？」

「食べると目が開けて
神様と同じになるからだよ」と。



楽園の中央には2本の木があって
そのうちの1つの果実を食べることを
神様が禁じていた。

中央にあったのは
「命の木」と
「善悪の木」の2つ。

禁じられていたのは
「善悪の木」の方だった。



「善悪」それは

「善いか？悪いか？」
「好きか？嫌いか？」という
ジャッジ（選択）をうむもの。



神様は天地創造において
「天」と「地」を創り
「光」と「闇」とに分けている。

人間（アダム、男）が一人でいるのは良くないと
イブ（女）を造ったのも神様だった。



神様はコントラストを知っていて
このジャッジによって天地を創造している。

それなら
「善か？悪か？」というこの選択の力こそが
「禁断の果実」であり
創造主だけに与えられた唯一の力なんだ。



そして
そのジャッジによってうまれたものの一つが
私は「自我」だと思うんだよ。

「I am」
「私」という感覚
他人と比較した時の「私」

それが自我。



「男か？女か？」
「外向的か？内向的か？」
「計画的か？衝動的か？」

MBTIでもそんな項目あるけど

そのジャッジによってうまれたのが自我（私）で
ジャッジをしたのは神様でもなんでもなく
私たち自身が、自分自身をジャッジによってつくったんだ。





私たちは
今世、味わいたいものがあって
今世、やりたいことがあって
うまれてきた。

その「味わいたいもの」や
「やりたいこと」が「使命」と呼ばれるもので

この「使命」を生きるのに
最適な自分っていうのが
今「私」だと認識している
この「私自身」なんだよね。



言い換えると
今「私」だと認識しているこの「私」って
自分の使命を生きるのにピッタリな
「お気に入りの自分」なんだよ。



つまり自我とは
「私」の「お気に入り」の結晶。

使命も
星の数ほどある物語から
「こういう物語がいい！✨」
と選んだものだし

その物語の主人公として
ぴったりなのが今の「私」なんだ。





じゃあその「使命」がどんなものか？

それを知りたくて
占いをしたりセッションをしたり
鑑定を受けたりする人もいるだろうけど

もちろんそれも楽しいけれど
別に「誰か」に教えてもらわなくても
簡単にわかる方法っていうのがあってさ。




それが

「欲」

なんだよね。



「あれしたい」とか
「どこに行きたい」とか

自分から自然に湧いてくる望みっていうのが
私たちを「使命」に誘う羅針盤なんだ。



確かに
それがどんな物語か？っていう
使命の全体像を知りたければ
鑑定を受けるのが早いけど

内側から湧き上がってくる
「欲」をちゃんと掬いあげて
その欲を採用していくことで

自分が望んだストーリーを
生きていくことができるんだよね。



これが私の思う「自我」。



・・・に対して
「真我」っていうのが存在する。



真我とは
自我がうまれる前の
ジャッジする前の
「すべてある」状態だと思っていて

それはもちろん自我を含むし
宇宙そのものでもあるのだと。



でね、最近
「真我」っていう概念に
触れる機会が多くて

「きっとこの人は真我に触れたんだろう」
って感じる人たちを目にすることもあって。

※「Meeting The Beatles in India-ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド-」おすすめ。見ればわかる。



それで急に怖くなった。

真我が素晴らしいのは十分感じるうえで
この領域に到達してしまうのが
急にめちゃくちゃ怖くなったんだ。



これがもしかしたら自分の最大の
ブレーキかもしれないと思ったんだけど
長くなったので
続きはまた後ほど書くね。

では。