リアン株式会社 時昴が配信するメルマガです。 ぜひ、ご覧くださいませ。

【店舗事業者様向け】リアン株式会社

小3の時に嫌だった剣道の先生が教えてくれた大事なこと

2025年05月04日

今日は、私がまだ旅行会社の営業マンだった頃に体験した、
ちょっと苦くて、でも今も自分の中で大きな意味を持っている
エピソードをお伝えしたいと思います。

====音声版はこちら====
https://stand.fm/episodes/6816f7ab39f5f7999ce5971d
===============

ある日、私はどうしても受注したい団体旅行の案件をいただきました。
5社による相見積もりのコンペ。簡単ではありませんでした。

でも、私はこの案件だけは絶対に取りたくて、

なぜなら、それは私にとって大切な方からのご紹介案件だったからです。
「この人の顔に泥は塗れない」

──そんな気持ちで、私は精一杯の提案を重ねました。

けれど、結果は失注。
他社に決まったという連絡を受けた時は、
本当に、心が折れそうになりました。

しかし、数日後。思いがけない連絡が入ります。
先方の担当者から、「改めてお話しできませんか?」と。

内心、「断った相手を呼び出して、何の話をするんだろう…」
と身構えました。
勘弁してくれよ。と内心ザワザワしました。

お会いした際に、
担当者はこう言ったのです。

担当者「この宿泊代と、バス代金をこっちの金額に合わせてもらえませんか?」

時「え?すいません。どう言うことですか?」

担当者「いえ、そのままの意味です。」

時「先日のコンペでうちは失注したとお聞きしましたが?」

担当者「御社は良い提案をしてくださっていたので、
今後の参考のために、聞いておきたいので、
お聞きさせてもらいました。」

時「ありがとうございます。
お気遣いいただき嬉しいのですが、
弊社として、今回のコンペすごく頑張らせてもらいましたし、
他社の金額を聞いて、値段を合わせるような仕事はできないので、
先日のご提案がうちのベストです。」

担当者「そうですか。わかりました。
ちなみに、ここのレクレーションを変更したりすることで、
値段は下がりますか?」

時「ごめんなさい。話が全く見えてこないのですが、
気を遣ってもらってるなら大丈夫です。
キッパリ断って下さい。」

担当者「いや、実は他社の見積もり内容が条件に合わず、
今とても困っています。
正直、時さんの提案が一番だったんです。
なので、もう一度お話しさせていただきたいと思いまして、
ご連絡しました。」


ここから、交渉が再び始まりました。

担当者「この価格に近づけることはできますか?」

時「ごめんなさい。
ご紹介いただいた方にも胸を張れるよう、
最初から精一杯の価格をご提示しています。
これ以上は下げられません。」

こういった交渉の際に、
いつも思い出すことがあります。
それは、小学校3年生の時に剣道を習っていた時に、
大嫌いだった、加賀谷先生から教わったことです。


加賀谷先生「正座しろ!笑うな!心を乱すな。
周りから何を言われても、
自分の信じた道を貫け。
不動心 や! よし!黙想!」

剣道の稽古の中に、
乱取りって言うんですが、
加賀谷先生との乱取りは、
本当に嫌なんです、

私は背が低いので、
攻めれる場所がなくて、

モジモジしていると、
至近距離で、大人の力で
めちゃ吹っ飛ばしてくるんです。笑

こけるな。
耐えろ!!


って、今でも、その情景のことを深く覚えています。


その加賀谷先生から、
言われたこととして、

加賀谷先生「ええか?男はな、周りから
絶対に負けるって言われてても
戦わなあかん時があるんや。

そん時は、自分を信じろ!
絶対に勝て!
逃げたらあかん!
不動心 や! よし!黙想!」

いつも、不動心。と言うことを
教えられてました。

あらゆる交渉の場面においても、
つい、心が揺れることもあります。


焦って値引きしたくなる。譲歩したくなる。
でも、本当に価値があると思っている提案なら、
堂々と、それを伝えるべき。

不動心で相手に向き合うことで、

結果──その姿勢が伝わったのか、
先方はその場で

「それでは、時さんにお願いしたい」と、
即決で発注を決めてくださいました。


私たちが日々向き合っている「営業」や「販売」という仕事は、
単に“モノ"を売ることではありません。

それは、
相手の心に「信頼」を届けること。
そして、相手の未来に「価値」を届けるかな?と、

たとえ価格競争に巻き込まれそうになっても、

焦らず、慌てず、媚びず。


本当に価値があると信じた提案なら、
堂々とその価値を語ってください。

なぜなら、お客様の本質は、、、


「いちばん安い提案」ではなく、
「いちばん信じられる人」から買いたいのです。

ここで、以前、行った営業セミナーにおいて学んだことをシェアします。
(セミナー代金 ¥50,000/日
※恩着せがましく金額言わんでええっちゅーねん。笑)


■ 営業における“勝てる提案"の3原則
不動心(揺れないマインドセット)
 値引きの誘惑に負けず、信じた価格と価値を貫く勇気。
 “売れるか"よりも“胸を張れるか"を基準にする。

ベネフィットの提示(未来を描く力)
 商品の説明ではなく、
 「この商品を使ったら、あなたの生活・仕事はこう変わる」
 という未来のワクワクを、言語化してイメージを貼り付ける。

納得の構築(説得ではなく納得、共感)
 お客様にYESを言わせるのではなく、
 「たしかにそうだね」とうなずいてもらうこと。
 そのために必要なのは、
 【ロジック × ストーリー × パーソナリティ】


誰でもできる“安売り"に価値はありません。
あなたにしかできない“提案"にこそ意味があります。


たとえ逆風でも、信じた提案を貫いていきましょう。
それが、必ず誰かの“心"に届くはずです。

今日も、誰かのために。
胸を張って、“価値"を届けてください。

あなたの信じる価値を、
“価格"ではなく、“想い"で選んでもらうために。


と、、、いう熱い、むさ苦しい話を
GWという休日にお伝えさせていただきました。笑


==========

美容、健康事業者様の学びの場

■ オンラインサロン "team lien"
https://ad.fants.jp/portalink/team-lien

ご意見、アドバイスなどがあれば、LINEから、いつでも
お待ちしております!!^^

■LINE ID : ( https://lin.ee/vma9ZjX


メルマガ配信停止はこちら 解除専用ページURL


ご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
ご質問・ご不明点などございましたら、
LINE or instagram よりご連絡いただけましたらスムーズです。
よろしくお願いします。


★★★★各種情報配信一覧★★★★


■店舗向け仕入れ専用ページ ( https://lien-ec.i10.bcart.jp/

■instagram (lien.osaka ):(https://www.instagram.com/lien.osaka/
(リアン株式会社)

■公式ホームページ ( http://lien.osaka.jp

■b-ternal ブランド公式ホームページ ( http://b-ternal.jp

記事一覧

消去法の中に、“道”がある──千日回峰行者から学ぶ、生き方の選択

昨日は、回峰行を満行された光永圓道阿闍梨のお話でしたが、 本日は、現在、行を実践されている真っ只中の 行者さんにもお時間をいただき、色々なお話を聞いてきましたので、 その際のお話をしたいと思います。

2025年07月03日

「20年前に、これを知っていたら…」

北海道・猿払村 美容師 佐藤すみれさんの言葉が、 すべてを物語っていました。 ツバメの巣のインナーケア「reality 燕照(えんしょう)」 を使い始めて、こう言ってくださいました。 「すごそう

2025年07月03日

「挑戦するくらいなら、やるな」 千日回峰行から学ぶ“自己との向き合い方”」

昨日、光永圓道大阿闍梨様の元へ訪問し、 特別なお話会を開催していただきまして、 その際のお話をぜひ、皆様へも お伝えしようと思います! さて… 皆さまは「千日回峰行」という修行をご存じでしょうか?

2025年07月02日

届けたいのは、味ではなく“物語”──伝説のナス、始動[vol.14]

前回のvol.13では── “火災・土地返還・漬物業界の発注激減" という三重苦の中、 永本さんが「ゼロ以下からの再起」を決意し、 原点に立ち返った心の叫びをお届けしました。 「もう一度、“あの時

2025年06月14日

【燕・特別号 vol.7】完売御礼|想いを受け取ってくださり、ありがとうございました

○○ 様 おはようございます!時 昴です。 この度は、先行販売のメルマガもご覧いただきまして、 本当にありがとうございました。 おかげさまで―― 先行予約分は、昨晩(6/12)をもって完

2025年06月13日

ナス兄、残された3年の物語──全ては、ここから[vol.13]

これまでの【ナス兄】プロジェクト season1 お付き合いいただきまして、 ありがとうございます! 2020年のクラファンから5年。 「もう一回、原点に立ち返りたい。  あのときの想いを、もう一

2025年06月13日

【燕・特別号 vol.6】えんが、えんをよび、えんを育て、えんになる。

メルマガ最終話の続きです。笑 いつまで続くねん?もう終わったんちゃうんかい? って感じですか?笑 でも、、どうしても、伝えたくて、、、笑 先日、滋賀での工場見学の際に、 ふとした瞬間に降りてきた言

2025年06月12日

6,327,800円の応援、ありがとうございました!──ナス兄、第一章完結。[vol.12]

前回のvol.11では── 600万円のクラウドファンディング挑戦、残り7日間に突入! 「農協をやめてまで選んだ道を、絶対に成功させたい」 そんな想いで駆け抜けた終盤戦。 「全部、本気でやり切る。」

2025年06月12日

燕の巣がつなぐ、“命の哲学”とビジネスの未来 【燕・特別号 vol.5】

ついに出張レポートも最終章。 マレーシアでは非常に密度の濃いぃ〜〜〜 3日間でした。 ・プライベートセミナー ・バードホテル、 ・GLYKEN工場、 ・政府機関 ・展示会 ・ツバメの巣専門店を経て

2025年06月11日

“農家の未来”に賭けた挑戦──水ナスクラファン、最終章へ[vol.11]

前回のvol.10では── 「甘すぎて市場に出せない」泉州水ナスを届けるべく、 ついにクラウドファンディングが始動! 600万円を目標に、READYFORでの挑戦がスタートしました。 そして今回は、

2025年06月11日

国が動く、美容が動く──ツバメの巣と“マレーシア国家戦略”【燕・特別号 vol.4】

昨日のvol.3では、 ツバメの巣を「命」として扱うGLYKEN社の哲学、 そして“研究・製造・販売の使命分担"について、 心震える時間を共有させていただきました。 そして翌日── マレーシア滞在、

2025年06月10日

感動の甘さは、規格外。──“ナスの革命”、あと少しで始まります。[vol.10]

前回のvol.9では── ついに永本さんがクラウドファンディングへの挑戦を決意。 クラファン企業へ直メッセージを送り、 “ナスにかける想い"を本気で伝えました。 「ナスに、感動を巻いて届けたい」 そ

2025年06月10日

ナノに始まり、命に届く、売る人の覚悟【燕・特別号 vol.3】

昨日のvol.2では、マレーシアの“アナツバメのホテル" ──バードホテル訪問の体験をお届けしました。 本日は、いよいよ製造の核心── 「GLYKENの工場」へ。 そこで目にしたのは、 その一つ一

2025年06月09日

“想いの味”を、全国へ。──クラファン、いよいよ始動 [vol.9]

前回のvol.8では── 農協を抜け、1日1万本の水ナスを前にして、 営業の電話から始まった“売る"というリアル。 価格競争の壁、スーパーの現実、マーケットの本質。 そこで見つけたのは── 「泉州

2025年06月09日

“羽ばたく命”のホテルへ、エリック社長の哲学【燕・特別号 vol.2】

マレーシアへの出発初日から、 ・バス乗り遅れ、 ・徹夜フライト、 ・日本人夫婦の空港バトル── 波乱含みで始まった今回の出張。。。 しかし、 ここからの展開が、 ほんっとうに素晴らしかったんで

2025年06月08日

424 件中 1〜15 件目を表示
<<   <  1 2 3 4 5  >   >>