【燕 vol.14】ツバメの巣、洞窟型にひそむリアルなリスク。
「どこで、どうやって作られたか」は、信頼の根幹です。
====音声版はこちら====
https://stand.fm/episodes/68297fd9d90e83b22ee29c9b
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でも、時々見かけるんです。
「天然だから安心」「高級=正解」という思い込み。
今日はそのいわゆる、、、“幻想"に切り込みます。
■ 洞窟型のツバメの巣
ロマンか、リスクか?
確かに、天然の洞窟にあるツバメの巣にはロマンありますよね?
でも、「野生=安全」ではありません。
カビや虫、環境汚染のリスクが常に付きまとい、
収穫時期の乱れや、
倫理的に問題のある採取も横行しています。
しかも、マレーシアでは政府入札で認定された業者しか採取できません。
外国企業の採取は法律違反です。
つまり、我々日本人がですよ、、、
「明日の朝起きたら、なぜか?マレーシアにいた!!
って時に、そこで、おおおお!!
あの白く輝く、巣は、、、
もしや!!!
アナツバメの巣だ〜!燕の巣を見つけた!
っとなっても取っちゃいけないんです。
ダメ!絶対!不法搾取。
多分、もうそろそろ、
ドラえもんのどこでもドアが、
開発されると思うんですけど、、、
でもね、、見つけてもね、、、
ダメ!絶対!不法搾取。
にもかかわらず…
違法業者による乱獲や偽装品は、あとを絶ちません。
そして、洞窟型以外にも、
最近特にバードハウス型増えてきておりますが、、、
バードハウスと聞くと、、
「清潔・安全・管理された環境」と思うかもしれません。
でも実際は、ピンからキリまであります。
都市部に乱立する“劣悪な飼育場"では、
空気の悪さ、過密、ストレス過多で、
ツバメも巣も本来の力を失ってしまいます。
一方で、政府の認証を受け、
温湿度・衛生・採取時期まで管理している施設では、
命に優しい持続可能な採取が行われています。
では、洞窟と、バードハウスの二つをそれぞれの比較をしていきますね。
◻︎安全性
洞窟型:△ 湿度・カビ・フンなどリスク多
バードハウス型:
└◎ 徹底管理施設なら清潔安心
└✖️ 無管理ハウスでは逆に危険
◻︎栄養価の安定性
洞窟型:△ 天然ゆえにバラつきあり
バードハウス型:
└◎ 成分安定・分析しやすい
└✖️ 粗悪施設では劣化リスクも
◻︎希少性
洞窟型:◎ 天然ゆえ超希少(でも供給不安定)
バードハウス型:○ 安定供給可能(質に差あり)
◻︎法的信頼性
洞窟型:✖️ 外国企業の採取は違法/闇流通も混在
バードハウス型:
└◎ 政府認証あり/合法ルート
└✖️ 無許可施設や偽装流通の危険も
◻︎価格
洞窟型:◎ 超高額(プレミア)
バードハウス型:○ 適正〜高価格まで選択肢豊富
■ 高いから良い?自然だから安心?──その“信仰"が命を傷つけることも
見た目やブランドの裏に、
倫理に反する採取、命を犠牲にした流通が隠れていることもあります。
「高級」に騙されず、「本物」を見抜く目。
それが、プロとしてのプライドではないでしょうか。
■ 正解は「産地」じゃない。「中身を見抜く目」です。
「洞窟型か?バードハウス型か?」
それだけでは答えは出ません。
どこの誰が、
どんな環境で、
どんな想いで
どんな方法で
ツバメの命と向き合っているのか?
それを見極めることが、
素材と向き合う者の責任だと私は思います。
次回予告|【燕 vol.15】
「“見た目は本物"でも中身は偽物?──漂白、注入、偽装の世界へ」
白く整ったその巣、実は人工ゼラチンかもしれません。
“加工品"の実態と、見分ける力を育てる実践編──どうぞお楽しみに。
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