嫌いでもいい、でも○○はするな
○○を否定している人は
自分の可能性を自分で狭めています。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0177 2020.12.7
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
私は著者やブックライター、
そしてkindle出版プロデューサーとして
活動していますので、
編集者や出版プロデューサーなど
出版業界の知り合いが多いです。
それを見ていて思うことがあるのですが、
電子書籍が嫌いな人が多いですね。
「絶対に紙だ、電子書籍なんて本じゃない」
と言っている人が結構いるのです。
電子出版は気軽に出版できてしまうので、
質は低い傾向はあるかもしれません。
確かに、商業出版の紙の本と比べると、
権威も弱いものでしょう。
しかし、私としては、
否定する必要はないのでは?
と思うのです。
電子出版が嫌いな人だって、
ブログやメルマガは否定しないでしょう。
同じ電子の世界にあるものなので、
それが電子書籍と何が違うのだ、というと
明確に区別はできません。
正直言って、
電子書籍を否定している人の話を聞くと
論理だっているようには思えません。
要約すると「私は嫌いだ」に
なっていることがほとんどです。
気持ちはわかるのです。
自分たちが長年やってきた出版業界に、
書籍や出版と名のついた、
多くは紙より質の低い電子書籍が
押し寄せてくるわけです。
自分のプライドから「それは違う」と
言いたくなってしまうでしょう。
しかしながら、ここで否定してしまうと、
思いのほか大きな可能性を潰してしまいます。
というのも、この先大きな変化があった時、
その変化に追随できなくなるのです。
例えば、コロナ以前に
「絶対にリモートワークなんて成立しない」
と言っていた会社は、
このコロナ渦でリモートへの対応が遅れ、
危機に追いやられてしまいます。
どうように電子書籍を否定していると、
何らかの環境変化で
電子書籍が必要となった時に、
大きく後れをとってしまいます。
新しいものを否定することは、
大きなリスクがあるのです。
別に、迎合する必要はないのです。
感情的に許せなくても、嫌いでも良いです。
ただ、それを口に出してしまうと、
自分の可能性を狭めることは
よくよく理解しておいた方が良いでしょう。
この場合、新しいものを否定する
メリットなど、何もないのです。
●●今日のポイント●●-----------------
新しいものを必ずしも受け入れる必要はない。
しかし否定するのはやめるべきである。
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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