今日だけ 日々の瞑想 12月3日 限りないビジョン
ベーシックテキスト P.56
アディクションの最中にあった私たちのビジョンは非常に限られていた。何しろ、日々、同じことを繰り返すだけだったからだ。薬物を手に入れ、使い、もっと手に入れる方法や手段を探る。私たちが人生に無理のないところで望んでいたのはそれだけだった。自分の可能性さえ限られていた。
いまは私たちの可能性が変わった。回復によって、自分自身や自分の生き方の新たなビジョンが開けてきた。もう、あのアディクションの終わりのない陰鬱な日々の繰り返しに封じ込められる必要はない。自分の能力を精いっぱい広げ、新たな考え方や新たな活動を自由に目指すことができるのだ。そうしながら、新たな方向のなかで自分のことが見られるようになる。私たちの可能性の限界を決めるのは、私たちを守ってくれるハイヤーパワーの力だけだ――だがハイヤーパワーの力には限界がない。
回復のなかで生きる人生やあらゆることが自分に向かって開かれてきたようだ。スピリチュアルな原理に導かれ、自分で理解している神によって与えられた力に背中を押されていれば、私たちの展望は限りなく広がるのだ。
今日だけ:私は自分の前に開けた可能性に目を向けていこう。その可能性は、自分で理解している神の力と同じように、限りなく広がり、力強いものだ。今日、私はその可能性に従って行動しよう。
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