今日だけ 日々の瞑想 12月18日 ミーティングのメッセージ
ベーシックテキスト P.107
アディクション真っ盛りのころの風変わりな行動の話は、確かに愉快かもしれない。使っていたとき、この世の中に異様に反応していたという話もかなり面白いだろう。だがそのような話は、メッセージというより、混乱を伝えることになりかねない。また、神とは何かという哲学的な論争は魅力があるかもしれないが、それをする場所はNAのミーティング場ではない。
私たちがミーティングに出るたびにうんざりし、「まったく、分かち合いの方法も知らないのだから」とか「泣き言を言い合う場所でもあるまいし」と文句が言いたくなったら、自分がどういう分かち合いをしているのか、しっかりと徹底して振り返る必要がある。
私たちがどのようにして回復の道に入り、どのように12のステップに取り組んで回復を続けているかということを伝えるのが回復の本当のメッセージだ。私たちはみな、そのメッセージを求めてミーティングに出ている。私たちの第一の目的はまだ苦しんでいるアディクトにメッセージを運ぶことだ。だがミーティングの分かち合いしだいでは、その目的に大きく貢献できることもあれば、かなり水を差すこともある。その選択とその責任は私たちにあるのだ。
今日だけ:NAミーティングで私は自分の回復を分かち合っていこう。
記事一覧
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2024年11月28日
「回復を進めていると、神の助けを求めようと決心することが、強さや勇気を生み出す大きな原動力になってくれることがよくある」 ベーシックテキスト P.42 第3ステップで私たちは、日々の暮らしのなか
2024年11月27日
「一日のなかでは実にいろいろなことが起こる。建設的なできごともあれば、否定的なできごともある。どちらについてもしっかりと認識していかないと、成長のチャンスを失うことになるかもしれない」 IP No.
2024年11月26日
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2024年11月25日
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2024年11月23日
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2024年11月22日
「〔性格上の欠点が〕健康や幸福のためになるのなら、こんな絶望のふちにまで追い詰められることはないのだろう」 ベーシックテキスト P.56 第6ステップと第7ステップに取りかかるのは決して簡単なこ
2024年11月21日
「満足感に目を向けたためしはなく、空しさやくだらなさばかりにこだわっていた」 ベーシックテキスト P.143 アディクションの真っ最中、私たちは自分ではないだれかにかわりたいと何度思ったことだろ
2024年11月20日
「……アディクトたちは、最初から十分な共感を得ることができ、それによって、自分もクリーンになれるのだと十分確信できるようになったと私たちは思っている。しかも、すでに何年も回復の道を歩んでいる仲間たちが
2024年11月19日
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2024年11月18日
「どんな気持ちに襲われようが、使う必要は絶対にない。感情はみな、やがて過ぎ去るのだ」 ベーシックテキスト P.132 こんなにつらい経験は初めてだ。一晩中眠れなかった夜がやっと明け、ベッドから出
2024年11月17日
「あのアディクションの孤独と孤立のふちからゆっくりと慎重に自分を救出し、人生の本流へ入れるように自分の背中を押している」 ベーシックテキスト P.58 使っていたときには、どんな犠牲を払ってでも
2024年11月16日