今日だけ 日々の瞑想 1月19日 大げさに騒ぎたてずに
ベーシックテキスト P.158～159
私たちは、ささいな問題を、まるで大事件のように騒ぎ立てることがある。
ある程度の心の平安を見いだしたにしても、回復の道を歩むどこかの時点で出合った何かの問題を、考えられないほど大きく膨らませることがある――まだそういう経験はないという仲間も、きっと近いうちに経験するはずだ。
毎日、どんなことでも複雑にしなければ気のすまない自分に気づいたら、うまく運んでいるあらゆることにしっかりと目を向けてみる。そうすれば安心できるはずだ。月末にすべての支払いを済ますことができるかどうかが心配だったとしよう。計算機の前に座り込み、負債を次々に並べあげては頭を抱え込むよりも、今後どうすれば経費を切り詰められるかを考えたほうがずっとよい。そのちょっとした棚卸ろしを終えたら、今度は、目の前のやるべきことを続けていく。こうして自分にできるフットワークを行っていれば、愛なるハイヤーパワーは私たちを配慮していてくれることが思い出せるはずだ。
ときには太刀打ちできないような問題が重なることもある。だが、自分から問題をわざわざ作り上げる必要はない。自分で理解している愛なる神を信じていれば、私たちの問題の多くについて、バランスの取れた見方ができるようになる。私たちは、自分から混乱状態を作り出して刺激を感じる必要はもうないのだ。回復を続けていれば、現実生活のなかで、刺激もドラマもある場面に数え切れないほど出合うことになるからだ。
今日だけ：私は自分の問題を現実的に見つめ、その多くがささいな問題であることに目を向けよう。そしてお任せをして回復を楽しんでみよう。
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