今日だけ 日々の瞑想 2月3日 私たちにはお互いが必要
ベーシックテキスト P.13
私たちはアディクションのために、自分とは違う人間や、新しいものに心を閉ざしていた。だれも必要ないし、何も必要ないと思っていた。違う地域の住人、違う人種、社会的にも経済的にも違う背景を持つ人たちが何をやろうと自分には関係なかった。自分と違うことは最悪なのだと思っていたのかもしれない。
回復にたどり着いた私たちは、もう同じような態度を取り続けるわけにはいかない。私たちがＮＡにやってきたのは、自分では最高だと思っていた考えのために行き場を失ったからだ。これから回復のなかで成長したいと願うなら、それが何であれ、実際に効果があることに心を開いて経験してみなければならない。
仲間一人ひとりの背景がどれほど違っていても、ＮＡ以外の人間では分かち合えない、お互いに共通する二つのものがＮＡにはある。それは、私たちの病気と回復だ。私たちは仲間同士、お互いに経験を分かち合っている。分かち合いの経験が増えれば、それだけ仲間の役に立つことができる。私たちは、クリーンで生きるなかで出合うたくさんの問題に対応するために、仲間の経験をあらゆる角度から求めている。
回復は簡単とはいえないことが多い。だが回復に必要な力は、仲間のＮＡメンバーからもらえるのだ。いまでは私たちも、実にさまざまな仲間たちがグループにいることに感謝している。違いがあるからこそ、強くなれるからだ。
今日だけ：グループの経験の幅が広がればそれだけ、私がどのような状況に出合っても、グループに支えてもらえる。今日やってきたアディクトにどんな背景があろうとも、私は自分のホームグループで歓迎しよう。
記事一覧
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2024年11月26日
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2024年11月25日
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「〔性格上の欠点が〕健康や幸福のためになるのなら、こんな絶望のふちにまで追い詰められることはないのだろう」 ベーシックテキスト P.56 第６ステップと第７ステップに取りかかるのは決して簡単なこ
2024年11月21日
「満足感に目を向けたためしはなく、空しさやくだらなさばかりにこだわっていた」 ベーシックテキスト P.143 アディクションの真っ最中、私たちは自分ではないだれかにかわりたいと何度思ったことだろ
2024年11月20日
「……アディクトたちは、最初から十分な共感を得ることができ、それによって、自分もクリーンになれるのだと十分確信できるようになったと私たちは思っている。しかも、すでに何年も回復の道を歩んでいる仲間たちが
2024年11月19日
「第10ステップは日常生活で起こる問題を解決し、何度も繰り返さないよう未然に防ぐためのものだ」 ベーシックテキスト P.67 自分の感じ方や考え方といった独自性は、それまで経験してきたことによっ
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2024年11月17日
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