今日だけ 日々の瞑想 2月8日 スポンサーとは?
IP No. 11, Sponsorship, Revised*
スポンサーって何だろう。そう、初めて出たミーティングのあと、一緒にコーヒーを飲んだ、あの親切な仲間。回復の経験を存分に分かち合ってくれたのに、一銭も請求してこなかった太っ腹な仲間。性格上の欠点を実に見事に指摘し、私たちをいつも驚かす、すごい仲間。棚卸を最後までやってみるようにと言ってくれ、第5ステップのときには、私たちが普通では考えられないことまでしでかした話をしたのに、それをだれにも話さない仲間。
ところが、スポンサーに支えられることに慣れきってしまうと、だんだん、それが当たり前だと思うようになる。すると勝手なことを始め、「スポンサーにはあとで電話すればいいわ。とりあえずいまは部屋を片付けて、買い物に行って、それからあのステキな○○さんを追っかけないと……」となる。そして結局トラブルにはまり込み、いったい自分はどこで間違ったのだろうかと頭を悩ませることになるのだ。
心が読める人がスポンサーになるわけではない。だから助けが欲しかったら、私たちの方からスポンサーに手を伸ばして助けを求めなければならない。ステップのことで助けが欲しいとき、ねじれた考えをまともにするために現実を確認したいとき、あるいはただ仲間として接してほしいとき、それをお願いするのが私たちの役割なのだ。スポンサーは温かく、賢明で、すばらしい人たちだ。
さらに、スポンサーの回復の経験は私たちのものでもある。だから私たちは求めさえすればよいのだ。
今日だけ:私は自分のスポンサーが私と分かち合ってくれる時間、愛情、そして経験に心から感謝している。今日、私はスポンサーに電話をかけてみよう。
記事一覧
「仲間と分かち合いをしていると、孤独感や孤立感は遠ざかっていく」 ベーシックテキスト P.135 親密であるとは、心の最も深い部分の思いや感情をだれかと分かち合うことだ。私たちの多くは、そのような
2024年11月30日
「ハイヤーパワーは私たちをいつも守ってくれるのだ」 ベーシックテキスト P.92 このプログラムは、私たちがシンプルな原理を生かすなら、自分の生き方に深い変化が及ぶという考え方に基づいたものだ。
2024年11月29日
「真に謙虚になるということは、自分を受け入れ、そして自分らしくいられるよう力を尽くすことだ」 ベーシックテキスト P.57 謙虚さという概念はかなり不可解だ。屈辱ということなら、分かりすぎるほど
2024年11月28日
「回復を進めていると、神の助けを求めようと決心することが、強さや勇気を生み出す大きな原動力になってくれることがよくある」 ベーシックテキスト P.42 第3ステップで私たちは、日々の暮らしのなか
2024年11月27日
「一日のなかでは実にいろいろなことが起こる。建設的なできごともあれば、否定的なできごともある。どちらについてもしっかりと認識していかないと、成長のチャンスを失うことになるかもしれない」 IP No.
2024年11月26日
「黙想を通して気持ちを落ち着かせると、心の奥から安らぎが感じられるようになる。すると内なる神と触れ合いができるようになる」 ベーシックテキスト P.74 回復が進むと、何が私たちをナルコティクス
2024年11月25日
「クリーンでいたってよいことなんか何もないという考えが入り込み、古い考えが自己憐憫や恨みや怒りをかきたてる」 ベーシックテキスト P.162 ときには自己憐憫にどっぷりとひたることがある。ひたる
2024年11月24日
「『手から放して、神にゆだねる』ことにより得られる安心感があれば、生きがいのある人生を築くことができるようになる」 ベーシックテキスト P.41 アディクションのなかにいた私たちは、自分の周りの
2024年11月23日
「社会のなかできちんと役割が果たせるようになると、いろいろなものを生み出せる自由を得、それによって優先順位がつけられるようになり、基本的なことが固まってくる」 ベーシックテキスト P.138 ク
2024年11月22日
「〔性格上の欠点が〕健康や幸福のためになるのなら、こんな絶望のふちにまで追い詰められることはないのだろう」 ベーシックテキスト P.56 第6ステップと第7ステップに取りかかるのは決して簡単なこ
2024年11月21日
「満足感に目を向けたためしはなく、空しさやくだらなさばかりにこだわっていた」 ベーシックテキスト P.143 アディクションの真っ最中、私たちは自分ではないだれかにかわりたいと何度思ったことだろ
2024年11月20日
「……アディクトたちは、最初から十分な共感を得ることができ、それによって、自分もクリーンになれるのだと十分確信できるようになったと私たちは思っている。しかも、すでに何年も回復の道を歩んでいる仲間たちが
2024年11月19日
「第10ステップは日常生活で起こる問題を解決し、何度も繰り返さないよう未然に防ぐためのものだ」 ベーシックテキスト P.67 自分の感じ方や考え方といった独自性は、それまで経験してきたことによっ
2024年11月18日
「どんな気持ちに襲われようが、使う必要は絶対にない。感情はみな、やがて過ぎ去るのだ」 ベーシックテキスト P.132 こんなにつらい経験は初めてだ。一晩中眠れなかった夜がやっと明け、ベッドから出
2024年11月17日
「あのアディクションの孤独と孤立のふちからゆっくりと慎重に自分を救出し、人生の本流へ入れるように自分の背中を押している」 ベーシックテキスト P.58 使っていたときには、どんな犠牲を払ってでも
2024年11月16日