今日だけ 日々の瞑想 2月12日 いまを生きる
ベーシックテキスト P.10
12のステップに実際に取り組んで癒されるようになるまでは、私たちはまさに上に引用された文章のとおりだった。私たちの多くが、自分を恥じて頭をたれ、過ぎ去った過去を消せるものなら、と悔やみながらＮＡにやってきた。将来についても、期待や空想が極端すぎたため、だれかとデートしたその日に、離婚のときにはどの弁護士を頼もうかと頭を悩ませたほどだ。何をしていても、つい過去のことを思い出すし、将来のプランまで考えずにはいられなかった。
最初は、目の前の時間に集中することは難しい。まるで、頭の中をいろいろなことが駆け巡っているようだ。ありのままの自分を楽しむことさえ難しい。 だが、自分が目の前のことに集中していないと気づいたら、祈り、愛なる神に、どうか自分の考えから抜け出させてください、と求める。過去が悔やまれるなら、過去とは違う生き方をすることで埋め合わせができる。明日を恐れるなら、今日という日を、責任を持って生きようと取り組んでみる。
ステップを行い、自分がいまを生きていないことに気づいたら、すぐに祈る。そうすれば、以前よりもいまを生きることがずっと楽になっていると気づけるだろう。
信じる心があれば、今日だけを生きられるようになる。過去を悔やんだり、明日を恐れたりせず、目の前の時間だけに全身で集中するなら、やがて私たちの前には何時間、何日間という時間が広がるのだ。
今日だけ：いまの時間を十分に生きるなら、目の前の喜びに気づくことができる。そうでなかったらその喜びは私の横をすり抜けていっただろう。いま抱えているトラブルについては、愛なる神に助けを求めていこう。
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