今日だけ 日々の瞑想 2月15日 スピリチュアルな目覚めと
ベーシックテキスト P.78
私たちがナルコティクス アノニマスのミーティングにやってきたのは、棚卸を早くやりたくてウズウズしていたわけでも、魂のスピリチュアルな空白を意識していたわけでもない。私たちのなかで眠っているスピリチュアリティを呼び覚ます旅に出るなど、考えたこともなかった。
まるで大音響の目覚まし時計に起こされたかのように、私たちは第１ステップでやっと目を覚ましたものの、意識がまだボーッとしていて、ベッドから出るか、あと５分間だけ寝ていたいのか、自分でも分からなかった。第２ステップと第３ステップを始めたころ、優しい手が私たちの肩を軽く揺すってくれたので、やっとベッドから出ることができ、大きな伸びをし、あくびをした。次に第４ステップを書き上げ、第５ステップを分かち合うためには、目をこすって、しっかりと眠気を覚ます必要があった。その後、第６、第７、第８、第９ステップへと進むにつれ、足取りがだんだん軽くなり、思わず微笑みが浮かんできた。第10、第11ステップとさらに進むと、歌い出したい気分になった。そして第12ステップにたどり着いたなら、今度はほかの仲間の目を覚ますために私たちが出かける番だ。
私たちは、スピリチュアルな昏睡状態を一生続けるつもりはない。ときには、朝、目を覚ましたくないこともある。けれども、いったんベッドを離れてみれば、目覚めたことがうれしくてたまらなくなるものだ。
今日だけ：私のなかで眠っているスピリチュアリティを目覚めさせるため、私は12のステップを使っていこう。
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