今日だけ 日々の瞑想 7月14日 内面的な作業
ベーシックテキスト P.34
回復が始まると、私たちの多くが、まず外見的によくなってくる。健康そうだし、風呂に入るようになったし、その場にふさわしい装いができるようになった。アディクションに突き動かされて行動することがないため、盗みもウソも詐欺もやめた仲間が多い。私たちも外見からは正常のように見える。しかも、薬物を使わなくなっただけでそうなれたのだ。
だが、正常に見えることと、正常であることの間には、かなり大きな開きがある。この世の中の目から見て私たちが受け入れられるようになったのは、回復のおかげだ。だからといって本当に回復しているかといったら、それはまた別のことだ。回復のおかげで手に入れられたものを楽しむことはできるが、それを与えてくれたのは何なのかということをおろそかにしないよう用心する必要がある。永続する回復は、ほかの人たちに認められることのなかにあるのではない。12のステップに取り組むことによって生まれた、内面的な成長のなかにこそあるのだ。
今日だけ:私は自分の外見がよくなっても、それでは十分でないことを理解している。永続する回復とは、内面的な作業なのだ。
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