今日だけ 日々の瞑想 8月21日 友情
IP No. 19, Self-Acceptance*
ナルコティクスアノニマスにつながったときには親友など一人もいなかったという仲間がほとんどだ。そればかりか、変わらぬ友情を築くためには何をすればよいのかさえ、まったく分かっていなかった。だがやがて私たちも、友情を築くために必要なことを学び、それに取り組んでいく。いずれにしても、友情を築くということはやりがいがある。どんな人間関係もそうだが、友情も学びの道だ。
友だちが私たちのことで真実を言ってくれるのは、深い愛情があるからだ。
だが、「真実によってあなたは解放される。だが最初は激怒する」という昔からの言い伝えは特に友情に当てはまるようだ。本当のことを言われて、友情がぎこちなくなることがある。その仲間が行くミーティング場を避け、会おうとさえしなくなるかもしれない。だがその仲間は、私たちのことを本当に心配してそう言ってくれたのだ。その仲間は私たちがベストコンディションでいることを望んでいる。私たちにたとえ欠点があろうとも、友だちなら受け入れてくれるし、私たちがいまは未完成な状態であることも理解してくれている。
たとえ私たちが自分をぞんざいに扱っても、友だちは私たちに寄り添っていてくれる。私たちが自分の回復や人生の出来事に対してもっと大事な見方ができるよう、力を貸してくれる。一人では回復できないことを学んだ私たちには、積極的に友情を深めていくことがとても大切なのだ。
今日だけ:私は友だちに感謝したい。そしてその友情に積極的にかかわっていこう。
*『自分を受け入れる』
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