今日だけ 日々の瞑想 8月22日 貢献
ベーシックテキスト P.93
社会に役立つことをして、その人にしかできない何らかの貢献をすることが、おそらく、人間の心が持つ最も高い望みだろう。一人ひとりの性質や気質は違っていても、だれもがその人にしか提供できないものを持っているのだ。
回復の道を歩むどこかで、ほかならぬたった一人のだれかに手を差し伸べてもらったことはないだろうか。それは、初めてミーティングで笑わせてくれた人だったのか、温かくて心の優しいスポンサーだったのか、感情的な嵐にみまわれていたときに支えてくれた理解ある仲間だったのかはともかく、その人は私たちの目を開かせてくれた。
私たちのだれもが、もう一人の回復中のアディクトから分かち合われた回復という贈り物を受け取った。そのことに私たちは感謝している。だから、自分に与えられた贈り物を惜しげなくだれかに分かち合うことで、私たちは自分の感謝の気持ちを表している。一人ひとりが運ぶメッセージが、私たちにしか手を差し伸べることのできない新しい仲間の役に立つかもしれないからだ。
仲間の役に立つ方法は数々ある。だれもが、これならほかの人よりもうまくできる、というものを持っている。とはいえ、どのサービスも一様に大切だ。自分も役立ちたいという積極的な気持ちになったなら、その私たちの権利を何かのために貢献できる具体的な方法が必ず見つかるはずだ。
今日だけ:私が貢献することで、それは何かの役に立つ。今日私は、助けの手を差し伸べていこう。
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