今日だけ 日々の瞑想 8月27日 生きることを選ぶ
ベーシックテキスト P.23
アディクションは、心のなかでくすぶり続ける死への願望だ。だれもが、使うたびに死に一歩ずつ近づいている。私たちは自分で身につけた生活態度のおかげで、自分自身を危機に陥れていた。アディクトの命は日ごとに、そして使うたびに、安値で売られていたのだ。
回復のなかで私たちがまず変えなければならないパターンは、使っていたパターンだ。クリーンを始めることが生きることへ向かう私たちの旅路の出発点だからだ。だが使うことよりも、もっと深いところに巣くっていたのは、自滅的な行動だった。だから、回復してもなお、自分を価値のない人間のように扱うことがあるのだろう。だが自分にひどい仕打ちをすれば、気分も最悪になる。気分が最悪になったら、そんな気分を取り除きたいと思う。そんなとき、昔の解決の方法である薬物を求めたくなることがあるだろう。
回復を選択することは生きることを選択することだ。日々私たちは、生きていくことを、そして解放されることを選んでいる。何があっても自滅的な行動を取らないのは、回復を選んでいるからだ。
今日だけ:私は、回復を選ぶことで生きることを選ぶつもりだ。そして自分を大事にしていこう。
記事一覧
「仲間と分かち合いをしていると、孤独感や孤立感は遠ざかっていく」 ベーシックテキスト P.135 親密であるとは、心の最も深い部分の思いや感情をだれかと分かち合うことだ。私たちの多くは、そのような
2024年11月30日
「ハイヤーパワーは私たちをいつも守ってくれるのだ」 ベーシックテキスト P.92 このプログラムは、私たちがシンプルな原理を生かすなら、自分の生き方に深い変化が及ぶという考え方に基づいたものだ。
2024年11月29日
「真に謙虚になるということは、自分を受け入れ、そして自分らしくいられるよう力を尽くすことだ」 ベーシックテキスト P.57 謙虚さという概念はかなり不可解だ。屈辱ということなら、分かりすぎるほど
2024年11月28日
「回復を進めていると、神の助けを求めようと決心することが、強さや勇気を生み出す大きな原動力になってくれることがよくある」 ベーシックテキスト P.42 第3ステップで私たちは、日々の暮らしのなか
2024年11月27日
「一日のなかでは実にいろいろなことが起こる。建設的なできごともあれば、否定的なできごともある。どちらについてもしっかりと認識していかないと、成長のチャンスを失うことになるかもしれない」 IP No.
2024年11月26日
「黙想を通して気持ちを落ち着かせると、心の奥から安らぎが感じられるようになる。すると内なる神と触れ合いができるようになる」 ベーシックテキスト P.74 回復が進むと、何が私たちをナルコティクス
2024年11月25日
「クリーンでいたってよいことなんか何もないという考えが入り込み、古い考えが自己憐憫や恨みや怒りをかきたてる」 ベーシックテキスト P.162 ときには自己憐憫にどっぷりとひたることがある。ひたる
2024年11月24日
「『手から放して、神にゆだねる』ことにより得られる安心感があれば、生きがいのある人生を築くことができるようになる」 ベーシックテキスト P.41 アディクションのなかにいた私たちは、自分の周りの
2024年11月23日
「社会のなかできちんと役割が果たせるようになると、いろいろなものを生み出せる自由を得、それによって優先順位がつけられるようになり、基本的なことが固まってくる」 ベーシックテキスト P.138 ク
2024年11月22日
「〔性格上の欠点が〕健康や幸福のためになるのなら、こんな絶望のふちにまで追い詰められることはないのだろう」 ベーシックテキスト P.56 第6ステップと第7ステップに取りかかるのは決して簡単なこ
2024年11月21日
「満足感に目を向けたためしはなく、空しさやくだらなさばかりにこだわっていた」 ベーシックテキスト P.143 アディクションの真っ最中、私たちは自分ではないだれかにかわりたいと何度思ったことだろ
2024年11月20日
「……アディクトたちは、最初から十分な共感を得ることができ、それによって、自分もクリーンになれるのだと十分確信できるようになったと私たちは思っている。しかも、すでに何年も回復の道を歩んでいる仲間たちが
2024年11月19日
「第10ステップは日常生活で起こる問題を解決し、何度も繰り返さないよう未然に防ぐためのものだ」 ベーシックテキスト P.67 自分の感じ方や考え方といった独自性は、それまで経験してきたことによっ
2024年11月18日
「どんな気持ちに襲われようが、使う必要は絶対にない。感情はみな、やがて過ぎ去るのだ」 ベーシックテキスト P.132 こんなにつらい経験は初めてだ。一晩中眠れなかった夜がやっと明け、ベッドから出
2024年11月17日
「あのアディクションの孤独と孤立のふちからゆっくりと慎重に自分を救出し、人生の本流へ入れるように自分の背中を押している」 ベーシックテキスト P.58 使っていたときには、どんな犠牲を払ってでも
2024年11月16日