今日だけ 日々の瞑想 8月30日 よいことをして、気分よく過ごそう
ベーシックテキスト P.68～69
ほかの人に対する自分の接し方で、そのときの自分の状態が分かることが多い。穏やかな気持ちのときは、ほかの人にも愛情と敬意を持って接することができるものだ。だが、気持ちのなかにバランスが欠けていると、イライラし、うんざりした態度で接するようになる。定期的に棚卸を行っていると、おそらく、そういうパターンが見えてくるだろう。自分がひどい気分のときには、ほかの人にもひどい接し方をしているものだ。
だが、棚卸をしても見えてこないことがある。それはもう一つの面、つまり、ほかの人に敬意を払って対応すると、自分も気分よく過ごせるのだというプラスの面だ。棚卸のなかで自分の否定的な部分にこの前向きな事実を重ねていけば、これまでとは違う行動が取れるようになるはずだ。
嫌な気分のときは、そこで立ち止まり、強さと導きを求めて祈ってみる。次に、人からこうしてもらったら嬉しいと思うことや、優しさや、思いやりを持って、周りの人に接することにする。優しく振る舞おうと心を決めると、私たちのだれもが望む心の平和や幸せな気持ちが生まれ、心のなかにずっととどまるだろう。そして私たちのなかで呼び起こされた喜びは、周りの人たちの気持ちも晴れやかにし、それによって、私たちのスピリチュアルな幸せもはぐくまれるのだ。
今日だけ：自分の行動を変えれば、自分の考えがその行動についてくることを思い出してみよう。
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