今日だけ 日々の瞑想 9月18日 正直な関係
ベーシックテキスト P.91
回復によって、私たちの多くが以前のような対人関係よりもずっと親密で親しい関係を築くことができるようになった。特定の人に魅力を感じるようになり、やがてその人は親友やスポンサーやパートナーになることがある。笑いや涙や苦しみをともに分かち合ううちに、変わらぬ尊敬や思いやりの気持ちを共感できるようになる。
だが、その相手に何もかも賛同するわけにはいかなくなったときには、どうしたらよいのだろうか。親友なのに、音楽の好みが一致しないとか、家具の置き場所についてはパートナーとどうしても意見が合わないとか、サービスコミティの会議でスポンサーと同じ票を投じることがどうしてもできないとか、そういう場面が見られるようになる。そのような不一致が生まれたら、友情も結婚もスポンサーシップも終わりになるのだろうか。そんなことはない。
このような不一致は、長い付き合いのなかでは当然見られることだ。そればかりか、二人とも、健康な感情を備えた正直な人間であるという証しでもある。
もし片方の人だけがいつも相手に同調するような関係では、何かを考え出すのも常にどちらか片方だという可能性がある。自分の正直な気持ちや誠実さを犠牲にして、衝突や意見の不一致を避けていたら、自分のよいところをその対人関係に生かすチャンスをふいにすることになる。自分が心から正直になって相手と接するとき、パートナーシップの真価が十分発揮されるのだ。
今日だけ：私はお互いの違いを歓迎するつもりだ。だからこそ二人とも特別な存在なのだ。今日私は、自分自身でいることに取り組んでいこう。
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