今日だけ 日々の瞑想 9月22日 贈り物を大事にする
ベーシックテキスト P.189
回復をおろそかにすることは、自分がもらった贈り物をおろそかにするようなものだ。例えば、だれかに新車をプレゼントされたとしよう。その贈り物を、あなたはタイヤがぼろぼろになるまで、庭に置きっぱなしにするだろうか。あるいは、運転はしたものの、必要な保守点検を行わず、動かなくなったら路上に放り出したままにするだろうか。もちろんそんなことはしないだろう。そんな大事な贈り物なら、最高のコンディションを保つために、どんな苦労も惜しまないはずだ。
回復も贈り物だ。だからそれを守りたかったら、大事にしなければならない。
私たちの回復には保証延長サービスがついているわけではないが、保守点検のスケジュールはある。つまり、必ずミーティングに行くこと、そしていろいろなサービスにかかわることだ。毎日、洗車をするように、第10ステップを行っていく。ときには第4ステップの大幅な棚卸という大々的なオーバーホールが必要だろう。だが、贈ってくれた人に感謝の気持ちを持ちながら、回復という贈り物を大事に守っていれば、それを失うことはない。
回復の贈り物は、与えていくことでどんどん大きくなっていく。だから、それを守っていたいのなら、その贈り物をだれかに与えなければならない。ほかの人たちと回復を分かち合うとき、その価値をもっと尊重することができるからだ。
今日だけ:回復は贈り物だ。だからその贈り物を大事に守りたい。私は、必要な保守点検を行い、自分の回復をほかの人と分かち合っていこう。
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