今日だけ 日々の瞑想 3月15日 「一部」なのだという感じ
ベーシックテキスト P.157
盛んに使っていたころ、私たちは社会から取り残され、孤立していた。その疎外感の中心にあったのが、恐れだった。みんなに本当の自分を知られたら、ひどい欠陥人間だと思われるのは間違いないし、拒絶されるに決まっていると思っていたからだ。
初めてNAのミーティングに出たとき、まず心動かされたのは、回復の道を歩む仲間たちの分かち合いのなかに見た親しみやすさや人なつっこさだった。
私たちだって、自分がその気になれば、すぐさまこの仲間たちの輪の中に加われるのだ。その方法の一つは、ミーティングのあと、みんなでコーヒーショップに行くようなら、一緒に行ってみることだ。
そういう気楽な場だと、人を寄せ付けないために自分で作った壁が自然と取り払われ、NAの仲間たちや自分のことで新たな気づきがもらえる。グループではなかなか話せなくても、1対1なら打ち明けられることもある。そうやって、人と話をすることに慣れていくうちに、深くて強力な友情を築くにはどうすればよいのかも学んでいける。
NAの仲間たちと一緒なら、孤独のなかで生きる必要はない。私たちも、もっと大きなナルコティクスアノニマスという仲間の集まりの一部になれるのだ。
今日だけ:私は孤独から抜け出すつもりだ。NAという仲間の集まりの一部だと感じられることをしてみよう。
記事一覧
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