今日だけ 日々の瞑想 5月12日 スピリチュアルな経験とともに生きる
ベーシックテキスト P.75
ＮＡのプログラムに取り組んでいると、私たちのなかにハイヤーパワーが存在しているのだと間接的に示されることが何度もある。第５ステップをやっているときに訪れるあのクリーンな感じ。埋め合わせをしたとき、ついに正しい軌道に乗れたと思った感覚。アディクトの手助けをしたときの満足感などだ。
だがそれにもまして、自分のなかに神が存在していることが強烈に感じられるのは、黙想をしているときだろう。だが、感じられたからといって、それで私たちが完璧になれたとか、「もう治った」とかいうことではない。それは回復の源泉から私たちに与えられたちょっとした経験であり、ナルコティクスアノニマスで私たちが達成しようとする本質を気づかせてくれ、引き続きスピリチュアルな道を歩むようにと力づけてくれるものだ。
そのような経験は、自分よりもはるかに偉大な力を私たちが利用しようとしていることを示すものだ。では、その驚くほどの力を自分の日常生活にどう結び付けたらよいのだろうか。スピリチュアルな面では、ＮＡの仲間、スポンサー、あるいは地域社会の人たちのほうが、私たちより経験が豊かかもしれない。
だから彼らは、私たちが求めれば、私たちの回復やスピリチュアルな成長にそのスピリチュアルな経験を結び付けることができるよう、手助けしてくれるはずだ。
今日だけ：私のスピリチュアルな経験を理解するために必要な答えは何でも探してみるつもりだ。そして自分の日常生活にそれを生かしてみよう。
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