今日だけ 日々の瞑想 5月21日 足を運び続けよう!
ベーシックテキスト P.88
いろいろな意味でアディクトは変わっている。だがナルコティクスアノニマスに来てみたら、自分に似ている人たち、自分を理解してくれる人たち、自分が理解できる人たちがたくさんいた。行った先々で、自分がよそ者だとか異星人のように感じる必要がなくなった。NAのミーティングでは、仲間たちのなかでくつろいで過ごすことができた。
しばらくの期間クリーンが続いたからといって、アディクトでなくなるわけではない。だから自分が仲間のアディクトと同じだという認識を得る必要がまだまだある。自分は何者なのか、かつて自分はどうだったか、これからどういう方向へ進もうとしているのか、という視点から離れないために、私たちはNAミーティングに足を運び続けている。どのミーティングに出ても、うまく薬物を使いこなすことはできないことを教えられる。どのミーティングに出ても、私たちの病気が治ることは決してないが、プログラムの原理を実際に行っていけば回復できることを気づかせてもらえる。さらにどのミーティングに出ても、回復を続けるアディクトの仲間たちの経験を聞かせてもらい、見本を見せてもらえる。
さらにミーティングでは、一人ひとりの仲間のプログラムの向き合い方はみな違うことも教えてもらえる。そしてプログラムの結果は彼らの生き方にはっきり示される。仲間たちと同じような生き方がしたいと思うなら、その仲間はどのようにして現在のような状態になれたのかを探ってみればよい。ナルコティクスアノニマスのミーティングは、私たちがかつてどうだったのか、これからどうなれるのか、ということでも、「みな同じだという一体感」が示される。その「一体感」がなかったら、私たちはどうすることも、どこに行き着くこともできない。だから私たちはミーティングに足を運び続けているのだ。
今日だけ:今日私は、自分が何者であるか、どういう状態からここにたどり着いたか、そして回復のなかでどういうところへ行けるのかを確認するためにNAミーティングに出るつもりだ。
記事一覧
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2024年11月26日
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「〔性格上の欠点が〕健康や幸福のためになるのなら、こんな絶望のふちにまで追い詰められることはないのだろう」 ベーシックテキスト P.56 第6ステップと第7ステップに取りかかるのは決して簡単なこ
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2024年11月20日
「……アディクトたちは、最初から十分な共感を得ることができ、それによって、自分もクリーンになれるのだと十分確信できるようになったと私たちは思っている。しかも、すでに何年も回復の道を歩んでいる仲間たちが
2024年11月19日
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