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初のフルマラソン完走を楽しく達成する方法

ダンベルとバーベル

2020年10月16日



こんにちは!

運動指導研究家の大塚聡(サミー大塚)です。

健康づくりのトレーニングとして筋力トレーニング(筋トレ)が有効なのは周知のことだと思います。

もちろんマラソンのトレーニングとしても私は筋トレをいつもお薦めしています。

自重(負荷を持たずに自分の身体の重さだけ)の筋トレでもいいのですがやはり負荷をかけてやった方が効果は上がりますね。

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■ ダンベルとバーベル
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私はフリーウェイトをよく使います。

自分のトレーニングと会員さんのトレーニングでも。

フリーウェイトには大きく分けて「ダンベル」と「バーベル」があります。

一度は使ったことがあるのでは?

「トレーニングやった!」って感じになりますよね!(^^)!


▼ ダンベルとバーベルの違いは?
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「胸や腕を鍛えたいんですけどダンベルとバーベルどっちがいいですか?」

「ダンベルだと軽い重さしか持てないんですけど。」

ジムでトレーニングに励んでる方からありがちな質問ですね。

まあ、ダンベルとバーベルは別の物ですから使い方も効果も違ってきます。

ただ、筋力トレーニングの2大ツールですから、何かと比較されますね。


▼ ダンベルはバーベルより自由度が高い
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ダンベルはバーベルより自由に動かせます。

自由な動きができるということは、それだけ人間本来の動きに近い動きでトレーニングが出来るということです。

その分、主動筋以外の他の筋肉もうまく使いながら動かすことが必要になってきます。

筋肉をバランスよく使う能力も必要になり、そして鍛えられます。

例えばダンベルベンチプレスはバーベルベンチプレスより低い位置まで負荷を下ろせます。

肩関節の可動域が広くなるわけです。

両手が別々に動きますので安定させるために体幹や下半身の筋肉も、より動員させなければなりません。

ダンベルという不安定な負荷を持ち上げるにはバーベルよりも多くの要素が必要になってくるのです。

よって、扱える重量はバーベルよりも軽くなります。

ダンベルベンチプレスだとバーベルベンチプレスの3分の2くらいでしょうか。

バーベルベンチプレスで60kgの人はダンベルベンチプレスだと片手で20kg、両手合計で40kgということですね。

これもかなり慣れている方の場合です。

ですから、バーベルベンチプレスと比較してダンベルベンチプレスが軽い重さになってしまっても当然のことなのです。

どちらがいいかということではなくて、トレーニングの趣旨がどうであるかによって選択するということですね。


▼ 主はバーベル、補助的にダンベル
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さて、バーベルについてもう少しコメントしましょう。

やはり、バーベルは安定感があります。

可動域がダンベルより狭いといっても基本的なトレーニングには十分です。

安定感があるといってもマシンと比較すると不安定でバランス能力も必要です。

初めてバーベルベンチプレスを体験する時などは、ふらふらしてバーベルをうまくコントロールできないものです。

よって、おおもとのメイントレーニングはバーベルで、補助的トレーニングをダンベルでという考え方でいいと思います。

ダンベルは、より自由度の高いトレーニングができますが、効果を計りにくいということもあります。

持つ位置やちょっとした動きの違いによって上げられる重量も変わってしまいます。

バーベルは自由度は落ちますが、効果がわかりやすく、何キロ上がった!何回できた!というふうに比較しやすくモチベーションも上がるのではないでしょうか。

ただし、それはベンチプレスやスクワットといった大きな筋肉を鍛える時の話です。


▼ 目的に応じて使い分けよう!
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ダンベルは持ち上げるといったトレーニング以外にも負荷として活用できます。

バリエーションでいえば、初心者向きということにおいてもバーベルよりダンベルの方が豊富かもしれません。

ダンベルはそれを手にもってウォーキングなんかもできますよね。

要は目的に応じて使い分けることです。

ダンベルとバーベルは別のツールです。

いろいろと試して自分にあった方法、その時々にあった方法を見つけ出してください!



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