日本の鋸(のこぎり) [Able通信438]
2020年07月07日
項目2
○○ 様
お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。
日本の木工や木造建築において用いられる
伝統的な形態の鋸(ノコギリ)をご紹介します。
ヨーロッパなどのノコギリは、押して材料を切断する「押ノコ」ですが、
日本のノコギリは引いて切断する「引きノコ」です。
引く動作では、体重をかけることが難しくなります。
日本のノコギリは海外でも使用されています。
過半数は、有力なノコギリ産地の兵庫県三木市に近い神戸港から輸出され、
輸出先はアメリカ合衆国が中心ですが、近年ではヨーロッパ諸国への
輸出量が拡大しています。
日本のノコギリには、主に以下の種類があります。
・胴付鋸、胴突鋸(どうづきのこ)
鋸板(のこいた)の背(刃の無い側)が背金(鞘)で補強された
片刃のノコギリ。
https://bit.ly/3f7SD52
・両刃、両歯(りょうば)
様々な大工仕事に用いることができるように、鋸板(のこいた)の両側に
刃があるノコギリ。片側の刃は木目を横切って挽く横挽き(横目)用、
もう片側は木目と平行して挽く縦挽き(縦目)用になっています。
https://bit.ly/3fdGwDG
▲上側:横目(細かい目)、下側:縦目(粗い目)
・畦挽(あぜびき)
細工に用いる小型の両刃型で、材木を角からではなく平面の表面から
切り込むことができ、刃は半月状のカーブになっており、平らな面の
どこからでも切り込めます。
https://bit.ly/3gwBO43
・回し引き(まわしびき)
曲線を切るための鋸板が細いノコギリで、
ヨーロッパの keyhole saw に相当します。
https://bit.ly/2ChsdyY
・替え刃(かえば)
刃の部分を脱着できるようにしたノコギリ
https://bit.ly/38xSsgZ
https://bit.ly/3eaM9B0
▲替刃式鋸の鋸刃
・大鋸(おが/おおが)
動力ノコギリが導入される以前に使われていた、
板を切り出すために用いられた大型の縦挽きノコギリ。
2人用では、ひとりが高い位置の台に上がって切る板を下にして立ち、
もうひとりが板の下に立って作業します。
https://bit.ly/31SI7Lh
▲大鋸による製材作業(室町時代)
・前挽き(まえびき)
動力ノコギリが導入される以前に使われていた、
板を切り出すための1人用の縦挽きノコギリで、
前挽大鋸(まえびきおが)、木挽鋸(こびきのこ)とも言います。
https://bit.ly/2CdjQEV
▲前挽き鋸による製材風景(富嶽三十六景・遠江山中)
ガラスの小口保護や、すき間塞ぎの商品「エッジシール」の切断には、
横目(細かい目)のノコギリが便利です。
コの字の硬質部をノコギリで切断し、
軟質部をニッパーで仕上げる方法をお奨めしております。
▼エッジシール商品一覧
https://www.d-kuru.com/product-list/55/0/photo?num=120#aTop
(↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。)
https://bit.ly/3iB3iHr
参考文献(wikipedia、建築用語集);
日本の鋸(のこぎり)
https://bit.ly/2VTUnHs
胴付き鋸(どうつきのこ)
https://bit.ly/3e9fyeV
畦挽き鋸(あぜひきのこ)
https://bit.ly/2O54kNQ
Keyhole saw(回し引き)
https://bit.ly/2ZZtB1N
富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)
https://bit.ly/38AcQy3
ニッパー(cutting nippers)
https://bit.ly/38C3Sju
追伸;
今後も、お役に立つと思われる情報をお届けします。
メール案内ご不要の場合は、大変お手数ですが、
以下のURLにアクセスしていただき、お知らせください。
解除専用ページURL
よろしくお願いいたします。
*************************
エイブル株式会社
担当:長又 秀雄(ナガマタ ヒデオ)
〒177-0041
東京都練馬区石神井町4-11-16 アドホック石神井公園1B
TEL:03-6766-8981 FAX:03-6766-8971
携帯:090-9687-4960
E-MAIL:nagamata-able@jcom.home.ne.jp
HP:https://www.glass-able.jp/
*************************
○○ 様
お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。
日本の木工や木造建築において用いられる
伝統的な形態の鋸(ノコギリ)をご紹介します。
ヨーロッパなどのノコギリは、押して材料を切断する「押ノコ」ですが、
日本のノコギリは引いて切断する「引きノコ」です。
引く動作では、体重をかけることが難しくなります。
日本のノコギリは海外でも使用されています。
過半数は、有力なノコギリ産地の兵庫県三木市に近い神戸港から輸出され、
輸出先はアメリカ合衆国が中心ですが、近年ではヨーロッパ諸国への
輸出量が拡大しています。
日本のノコギリには、主に以下の種類があります。
・胴付鋸、胴突鋸(どうづきのこ)
鋸板(のこいた)の背(刃の無い側)が背金(鞘)で補強された
片刃のノコギリ。
https://bit.ly/3f7SD52
・両刃、両歯(りょうば)
様々な大工仕事に用いることができるように、鋸板(のこいた)の両側に
刃があるノコギリ。片側の刃は木目を横切って挽く横挽き(横目)用、
もう片側は木目と平行して挽く縦挽き(縦目)用になっています。
https://bit.ly/3fdGwDG
▲上側:横目(細かい目)、下側:縦目(粗い目)
・畦挽(あぜびき)
細工に用いる小型の両刃型で、材木を角からではなく平面の表面から
切り込むことができ、刃は半月状のカーブになっており、平らな面の
どこからでも切り込めます。
https://bit.ly/3gwBO43
・回し引き(まわしびき)
曲線を切るための鋸板が細いノコギリで、
ヨーロッパの keyhole saw に相当します。
https://bit.ly/2ChsdyY
・替え刃(かえば)
刃の部分を脱着できるようにしたノコギリ
https://bit.ly/38xSsgZ
https://bit.ly/3eaM9B0
▲替刃式鋸の鋸刃
・大鋸(おが/おおが)
動力ノコギリが導入される以前に使われていた、
板を切り出すために用いられた大型の縦挽きノコギリ。
2人用では、ひとりが高い位置の台に上がって切る板を下にして立ち、
もうひとりが板の下に立って作業します。
https://bit.ly/31SI7Lh
▲大鋸による製材作業(室町時代)
・前挽き(まえびき)
動力ノコギリが導入される以前に使われていた、
板を切り出すための1人用の縦挽きノコギリで、
前挽大鋸(まえびきおが)、木挽鋸(こびきのこ)とも言います。
https://bit.ly/2CdjQEV
▲前挽き鋸による製材風景(富嶽三十六景・遠江山中)
ガラスの小口保護や、すき間塞ぎの商品「エッジシール」の切断には、
横目(細かい目)のノコギリが便利です。
コの字の硬質部をノコギリで切断し、
軟質部をニッパーで仕上げる方法をお奨めしております。
▼エッジシール商品一覧
https://www.d-kuru.com/product-list/55/0/photo?num=120#aTop
(↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。)
https://bit.ly/3iB3iHr
参考文献(wikipedia、建築用語集);
日本の鋸(のこぎり)
https://bit.ly/2VTUnHs
胴付き鋸(どうつきのこ)
https://bit.ly/3e9fyeV
畦挽き鋸(あぜひきのこ)
https://bit.ly/2O54kNQ
Keyhole saw(回し引き)
https://bit.ly/2ZZtB1N
富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)
https://bit.ly/38AcQy3
ニッパー(cutting nippers)
https://bit.ly/38C3Sju
追伸;
今後も、お役に立つと思われる情報をお届けします。
メール案内ご不要の場合は、大変お手数ですが、
以下のURLにアクセスしていただき、お知らせください。
解除専用ページURL
よろしくお願いいたします。
*************************
エイブル株式会社
担当:長又 秀雄(ナガマタ ヒデオ)
〒177-0041
東京都練馬区石神井町4-11-16 アドホック石神井公園1B
TEL:03-6766-8981 FAX:03-6766-8971
携帯:090-9687-4960
E-MAIL:nagamata-able@jcom.home.ne.jp
HP:https://www.glass-able.jp/
*************************