竹(タケ)の生育と利用 [Able通信532]
2020年12月01日
項目2
○○ 様
お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。
竹(タケ)は、イネ目イネ科タケ亜科に属する植物のうち、
木のように茎(稈)が木質化する種の総称です。
https://bit.ly/33vW0iv
気候が温暖で湿潤な地域に分布し、
アジアの温帯・熱帯地域に多いですが、ササは寒冷地にも自生します。
タケ、ササの分布は北は樺太から南はオーストラリアの北部、
西はインド亜大陸からヒマラヤ地域、またはアフリカ中部にも及びます。
(北アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカの大部分には見られません。)
モウソウチクを除く種の多くは、限られた地域のみで生育しますが、、
その理由は不明です。
茎(稈)の丈は代表種であるマダケなどで20mを超え、
とても強く、大きくしなっても簡単には折れません。
通常、地下茎を広げることによって生息域を広げます。
花が咲くときは4~5月にかけてですが、極めてまれです。
一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られており、
その周期は極めて長く、ハチク、マダケの場合は約120年周期であると
推定されています。
竹の種類によって開花周期に幅が見られますが、
一般には60~120年周期であると考えられています。
しかし、まだ周期が分かっていない種類も多く、
日本のモウソウチクでは、種をまいてから67年後に
一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)
記録されています。
タケ類は成長力が強く、ピークの時は1日で1m以上成長します。
竹林の近くにある民家の中に竹が侵入する
(タケノコが生える)被害もあります。
地下茎が地面を広く覆うことから、がけ崩れには強いですが、
逆に強風、地滑り、病気などには弱く、放置された竹林で地滑りの
発生が多いという研究もあります。
事実、放置竹林による地滑りの事例がいくつも報告されており、
問題が指摘されています。
また放置竹林によって山地が覆われ、元々植生していた
広葉樹や針葉樹の光合成が妨げられ、結果として森林の減少を招くという
問題も起こっており、各地でこれらの素材としての活用を求め、
様々な研究、試行錯誤が行われています。
乾燥が十分なされたものは硬さと柔軟さを備えており、
古来より、様々な用途に使われてきました。
竹細工の材料、建材、竹酢液や竹炭などのほか、
繊維を利用して竹紙も作られています。
タケの芽は筍(タケノコ)と呼び、食用となります。
葉を食料として利用する動物もおり、
ジャイアントパンダはこれを主食としています。
https://bit.ly/3lqYyEv
▲竹を食べるジャイアントパンダ(アデレード動物園[オーストラリア])
https://bit.ly/3qjRyge
▲ハチク(淡竹)のタケノコ
https://bit.ly/37rzrN1
▲モウソウチク(孟宗竹)
https://bit.ly/3mqwQZP
▲竹細工(JR大分駅に展示されている別府竹細工の巨大な竹籠)
https://bit.ly/3qhHswI
▲竹炭(たけすみ)
▼「竹」模様の和紙合わせガラスは好評販売中です。
https://www.d-kuru.com/product/2061
(↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。)
https://bit.ly/2VoCxeU
▼和紙合わせガラス一覧
https://bit.ly/36p91fk
参考文献;
竹(タケ)
https://bit.ly/33ApMCK
モウソウチク(孟宗竹)
https://bit.ly/3g1LRiA
ハチク(淡竹)
https://bit.ly/2JstHdw
竹酢液(ちくさくえき)
https://bit.ly/3qh8Omr
竹炭(ちくたん、たけすみ)
https://bit.ly/3qgtWcp
竹紙(ちくし)
https://bit.ly/3qjKqk0
竹細工
https://bit.ly/3lqk38G
追伸;
今後も、お役に立つと思われる情報をお届けします。
メール案内ご不要の場合は、大変お手数ですが、
以下のURLにアクセスしていただき、お知らせください。
解除専用ページURL
よろしくお願いいたします。
*************************
エイブル株式会社
担当:長又 秀雄(ナガマタ ヒデオ)
〒177-0041
東京都練馬区石神井町4-11-16 アドホック石神井公園1B
TEL:03-6766-8981 FAX:03-6766-8971
携帯:090-9687-4960
E-MAIL:nagamata-able@jcom.home.ne.jp
HP:https://www.glass-able.jp/
*************************
○○ 様
お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。
竹(タケ)は、イネ目イネ科タケ亜科に属する植物のうち、
木のように茎(稈)が木質化する種の総称です。
https://bit.ly/33vW0iv
気候が温暖で湿潤な地域に分布し、
アジアの温帯・熱帯地域に多いですが、ササは寒冷地にも自生します。
タケ、ササの分布は北は樺太から南はオーストラリアの北部、
西はインド亜大陸からヒマラヤ地域、またはアフリカ中部にも及びます。
(北アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカの大部分には見られません。)
モウソウチクを除く種の多くは、限られた地域のみで生育しますが、、
その理由は不明です。
茎(稈)の丈は代表種であるマダケなどで20mを超え、
とても強く、大きくしなっても簡単には折れません。
通常、地下茎を広げることによって生息域を広げます。
花が咲くときは4~5月にかけてですが、極めてまれです。
一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られており、
その周期は極めて長く、ハチク、マダケの場合は約120年周期であると
推定されています。
竹の種類によって開花周期に幅が見られますが、
一般には60~120年周期であると考えられています。
しかし、まだ周期が分かっていない種類も多く、
日本のモウソウチクでは、種をまいてから67年後に
一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)
記録されています。
タケ類は成長力が強く、ピークの時は1日で1m以上成長します。
竹林の近くにある民家の中に竹が侵入する
(タケノコが生える)被害もあります。
地下茎が地面を広く覆うことから、がけ崩れには強いですが、
逆に強風、地滑り、病気などには弱く、放置された竹林で地滑りの
発生が多いという研究もあります。
事実、放置竹林による地滑りの事例がいくつも報告されており、
問題が指摘されています。
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問題も起こっており、各地でこれらの素材としての活用を求め、
様々な研究、試行錯誤が行われています。
乾燥が十分なされたものは硬さと柔軟さを備えており、
古来より、様々な用途に使われてきました。
竹細工の材料、建材、竹酢液や竹炭などのほか、
繊維を利用して竹紙も作られています。
タケの芽は筍(タケノコ)と呼び、食用となります。
葉を食料として利用する動物もおり、
ジャイアントパンダはこれを主食としています。
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https://bit.ly/3qjRyge
▲ハチク(淡竹)のタケノコ
https://bit.ly/37rzrN1
▲モウソウチク(孟宗竹)
https://bit.ly/3mqwQZP
▲竹細工(JR大分駅に展示されている別府竹細工の巨大な竹籠)
https://bit.ly/3qhHswI
▲竹炭(たけすみ)
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参考文献;
竹(タケ)
https://bit.ly/33ApMCK
モウソウチク(孟宗竹)
https://bit.ly/3g1LRiA
ハチク(淡竹)
https://bit.ly/2JstHdw
竹酢液(ちくさくえき)
https://bit.ly/3qh8Omr
竹炭(ちくたん、たけすみ)
https://bit.ly/3qgtWcp
竹紙(ちくし)
https://bit.ly/3qjKqk0
竹細工
https://bit.ly/3lqk38G
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担当:長又 秀雄(ナガマタ ヒデオ)
〒177-0041
東京都練馬区石神井町4-11-16 アドホック石神井公園1B
TEL:03-6766-8981 FAX:03-6766-8971
携帯:090-9687-4960
E-MAIL:nagamata-able@jcom.home.ne.jp
HP:https://www.glass-able.jp/
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