ベッドの日本での位置づけ [Able通信589]
2021年03月15日
項目2
○○ 様
お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。
ベッド(bed[英])またはベット(Bett[独])は
床(寝床・苗床・川床・鉱床・道床など)を表す言葉です。
日本語では主に寝床(ねどこ)を意味し、
寝台(しんだい)と意訳されることもあります。
https://bit.ly/3vlnqnz
▲西洋の王室のベッド
(天蓋付き[キャノピーベッド]で、必要に応じてカーテンを巡らせられます)
寝台としてのベッドは、奈良時代以前に中国より伝わりました。
正倉院には聖武天皇のベッド(御床[ごしょう])が保存されており、
かなり早い段階から皇族や貴族、高級官僚などの間で使用されていました。
しかし平安時代、畳の出現と共に居住空間の様式が変化し廃れ、
当初から、一般には広まりませんでした。
戦国時代、戦国大名の大友義鎮が大坂城に招かれた際の記録『謁見記』
には天正11年(1586年)4月5日のこととして、豊臣秀吉のベッドについて
の記述があり、ルイス・フロイスの『日本史』にも見られます。
江戸時代は、出島における外国人の商館においてベッドが用いられていた
ため、交流のあった一部の日本人には、西洋文化としての認識がありました。
明治以降欧米式の生活様式が広まると共に再度伝わりますが、
畳の上で寝る形式が普通であった日本ではあまり広がらず、
病院や軍隊等、特殊な生活環境を要求される際に使用する物
(あるいは金持ちのステータス)の意味合いが強かったようです。
日本に外来語としてこの語が入ってきた当時は「ベット」とも呼ばれていました。
ドイツ語ではBettであり、ドイツ医学由来の呼び名を使っていた
医療現場を中心にベッドが納入されていたために、その影響もあったとも
言われますが、英語教育の浸透した戦後世代からは「ベッド」と呼ぶ人も
増えていったと見られます。
昭和30年台、双葉製作所(後のフランスベッド)が徹底的な営業戦略
(月賦販売)を展開し、折からの団地・洋風住宅ブームも相まって、
庶民へ普及していきました。
この時期、販売ルートは呉服店が担っていたといいます。
https://bit.ly/30L8LE4
▲ホテルなどで行われるベッドメイキングの例
▼デスクとベッドが一体になった「デスクベッド」は
部屋のスペースを有効利用できる画期的な商品です。
https://www.d-kuru.com/product-group/125#aTop
(↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。)
https://bit.ly/3qNz6vQ
▼ベッド関連商品
https://bit.ly/38FQyw0
参考文献;
フランスベッド株式会社
https://bit.ly/3tkQx8t
Wikipedia;
ベッド
https://bit.ly/2Ope4qf
Canopy bed
https://bit.ly/3bKR7qi
正倉院(しょうそういん)
https://bit.ly/3eBSoBT
聖武天皇(しょうむてんのう)
https://bit.ly/3tr5Ht7
大友義鎮(おおとも よししげ)
https://bit.ly/3eGw7mb
ルイス・フロイス
https://bit.ly/3cuGdEd
フロイス日本史
https://bit.ly/2OpHODr
Bett
https://bit.ly/3qRXPyW
フランスベッド
https://bit.ly/3bOoSHm
追伸;
今後も、お役に立つと思われる情報をお届けします。
メール案内ご不要の場合は、大変お手数ですが、
以下のURLにアクセスしていただき、お知らせください。
解除専用ページURL
よろしくお願いいたします。
*************************
エイブル株式会社
担当:長又 秀雄(ナガマタ ヒデオ)
〒177-0041
東京都練馬区石神井町4-11-16 アドホック石神井公園1B
TEL:03-6766-8981 FAX:03-6766-8971
携帯:090-9687-4960
E-MAIL:nagamata-able@jcom.home.ne.jp
HP:https://www.glass-able.jp/
*************************
○○ 様
お世話になっております。
エイブル株式会社の長又です。
ベッド(bed[英])またはベット(Bett[独])は
床(寝床・苗床・川床・鉱床・道床など)を表す言葉です。
日本語では主に寝床(ねどこ)を意味し、
寝台(しんだい)と意訳されることもあります。
https://bit.ly/3vlnqnz
▲西洋の王室のベッド
(天蓋付き[キャノピーベッド]で、必要に応じてカーテンを巡らせられます)
寝台としてのベッドは、奈良時代以前に中国より伝わりました。
正倉院には聖武天皇のベッド(御床[ごしょう])が保存されており、
かなり早い段階から皇族や貴族、高級官僚などの間で使用されていました。
しかし平安時代、畳の出現と共に居住空間の様式が変化し廃れ、
当初から、一般には広まりませんでした。
戦国時代、戦国大名の大友義鎮が大坂城に招かれた際の記録『謁見記』
には天正11年(1586年)4月5日のこととして、豊臣秀吉のベッドについて
の記述があり、ルイス・フロイスの『日本史』にも見られます。
江戸時代は、出島における外国人の商館においてベッドが用いられていた
ため、交流のあった一部の日本人には、西洋文化としての認識がありました。
明治以降欧米式の生活様式が広まると共に再度伝わりますが、
畳の上で寝る形式が普通であった日本ではあまり広がらず、
病院や軍隊等、特殊な生活環境を要求される際に使用する物
(あるいは金持ちのステータス)の意味合いが強かったようです。
日本に外来語としてこの語が入ってきた当時は「ベット」とも呼ばれていました。
ドイツ語ではBettであり、ドイツ医学由来の呼び名を使っていた
医療現場を中心にベッドが納入されていたために、その影響もあったとも
言われますが、英語教育の浸透した戦後世代からは「ベッド」と呼ぶ人も
増えていったと見られます。
昭和30年台、双葉製作所(後のフランスベッド)が徹底的な営業戦略
(月賦販売)を展開し、折からの団地・洋風住宅ブームも相まって、
庶民へ普及していきました。
この時期、販売ルートは呉服店が担っていたといいます。
https://bit.ly/30L8LE4
▲ホテルなどで行われるベッドメイキングの例
▼デスクとベッドが一体になった「デスクベッド」は
部屋のスペースを有効利用できる画期的な商品です。
https://www.d-kuru.com/product-group/125#aTop
(↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。)
https://bit.ly/3qNz6vQ
▼ベッド関連商品
https://bit.ly/38FQyw0
参考文献;
フランスベッド株式会社
https://bit.ly/3tkQx8t
Wikipedia;
ベッド
https://bit.ly/2Ope4qf
Canopy bed
https://bit.ly/3bKR7qi
正倉院(しょうそういん)
https://bit.ly/3eBSoBT
聖武天皇(しょうむてんのう)
https://bit.ly/3tr5Ht7
大友義鎮(おおとも よししげ)
https://bit.ly/3eGw7mb
ルイス・フロイス
https://bit.ly/3cuGdEd
フロイス日本史
https://bit.ly/2OpHODr
Bett
https://bit.ly/3qRXPyW
フランスベッド
https://bit.ly/3bOoSHm
追伸;
今後も、お役に立つと思われる情報をお届けします。
メール案内ご不要の場合は、大変お手数ですが、
以下のURLにアクセスしていただき、お知らせください。
解除専用ページURL
よろしくお願いいたします。
*************************
エイブル株式会社
担当:長又 秀雄(ナガマタ ヒデオ)
〒177-0041
東京都練馬区石神井町4-11-16 アドホック石神井公園1B
TEL:03-6766-8981 FAX:03-6766-8971
携帯:090-9687-4960
E-MAIL:nagamata-able@jcom.home.ne.jp
HP:https://www.glass-able.jp/
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