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産業カウンセラー試験対策
中山アカデミー教材購入者専用 通信
2025.1.3
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○○さん

中山です。

それでは本日の解答解説です。

今回の問題はLINEでプレゼントしていた110問の問題から
ランダムに抽出したものです。

繰り返し説くことで理解力を定着させていきましょう！


1.（110問の問2から）
産業カウンセラーの支援活動の3つの領域は「メンタルヘルス対策
への援助」「キャリア開発への援助」「職場における人間開発への援助」である。

（解説）×
2001年には上記3つを掲げていたが、2017年に「メンタルヘルス対策
への支援」「キャリア形成への支援」「職場における人間関係開発・
職場環境改善への支援」に変更となった。
P4


2.（110問の問6から）
精神科医アンダーソンは、1924年から4年間にわたり、心理学者ソーシャル
ワーカーとチームを組み、オークリッジ工場の従業員へのカウンセリング
を行った。結果、問題従業員の3分の2は勤務態度が向上した。

（解説）×
実施場所は、オークリッジ工場ではなく、メーシーズ百貨店
P47


3.（110問の問8から）
傾聴の効果としてカウンセラーとクライエントの信頼関係の構築、
カタルシス効果、自己探求の促進、自己理解の促進、自己受容の
促進、変容への展開がある。

（解説）〇
P83-P85


4.（110問の問13から）
ロジャーズが提唱した傾聴のための基本的態度の3条件とは、自己探求・
無条件の肯定的配慮・共感的理解である。

（解説）×
ロジャーズが提唱した傾聴のための基本的態度の3条件とは、自己一致・
無条件の肯定的配慮・共感的理解である。
P89-P91


5.（110問の問18から）
オペラント条件づけは、古典的条件づけとも呼ばれ、パブロフによる犬の
条件反射の実験が有名である。

（解説）×
この説明は、オペラント条件ではなくレスポンデント条件づけである。
P186-P187



6.（110問の問32から）
感覚神経は中枢からの指令を筋肉に伝えるものであり、中枢から抹消への
情報伝達の方向であるので、遠心性神経とも呼ばれている。

（解説）×
この説明は感覚神経ではなく、運動神経の説明である。
P251



7.（110問の問29から）
構成的エンカウンター・グループでは、特に話題や課題を決めずに
メンバー間の自発的な自己表現やコミュニケーションによって
セッションが進められる。

（解説）×
本説明はベーシック・エンカウンター・グループの説明である。
構成的エンカウンター・グループとは、リーダー・トレーナー・
インストラクターなどが各種のエクササイズを活用しながら
コミュニケーションの改善や自己理解の促進を図るものである。
P229



8.（110問の問38から）
ミルグラムは傍観者効果の実験として、火災報知器が鳴る実験
場面を設定した。結果、実験協力者が一人でいるときより複数
いたときのほうが、通報が遅れたり、全く通報されなかった。

（解説）×
本実験を行ったのは、ラタネとダリィである。
ミルグラムが行ったのは服従行動の実験である。
P263-265



9.（110問の問48から）
レビンソンは、中年期の始まりを「人生の正午」と呼んだ。

（解説）×
レビンソンではなく、ユングが正解。
P298



10.（110問の問55から）
心理検査は、受検者の体調やその日の気分、偶然の出来事にも左右
されることがある。

（解説）〇
P319



11.（110問の問64から）
精神障害とは、一連の精神症状を1つの病気としてまとめた状態である。

（解説）×
本説明は精神疾患の説明である。
精神障害とは、メンタルな面で障害や不便がある状態を指し、必ずしも
疾病レベルにあるわけではない。
P343




12.（110問の問70から）
精神科医療施設の入院に関して、自傷他害のおそれのある事例に対して、
2名以上の指定医の診察結果の一致により成立するのが措置入院である。

（解説）〇
P370



13.（110問の問72から）
テイラーの「科学的管理法」、ウェーバーの「官僚制組織論」、メイヨーら
の「ホーソン実験（人間関係論）」は産業組織心理学の原点である。

（解説）〇
P375



14.（110問の問78から）
内発的動機づけ策には、「目標による管理」と「キャリア開発プラグラム」
の2つがある。

（解説）×
上記の2つに加え、「メンタリング」「コーチング」「小集団活動」
「自己管理型作業システム」などがある。
P387-P389



15.（110問の問82から）
ケリーはフォロワーを「貢献力」と「批判力」の2軸で分類して、
「模範型」「順応型」「孤立型」「孤立型」「消極型」「実務型」の
5つのタイプに分けた。

（解説）〇
P409



16.（110問の問86から）
人は常に正直に自分の本当の姿を他者にみせるべきなので、自分の印象
操作を行う自己呈示は出来るだけ使わない方がいい。

（解説）×
人は常に自分の本当の姿を他者に見せるわけではない。自己呈示は他者と
上手くやっていくためのソーシャルスキルである。
P419



17.（110問の問93から）
有効求人倍率は、ハローワークにおける求人、求職、就職の状況を
総務省が取りまとめたものである。

（解説）×
総務省ではなく、厚生労働省。
P468


18.（110問の問97から）
特定の評価項目での印象などが、他の評価項目に影響してしまうことを
論理誤差と呼ぶ。

（解説）×
本説明は「ハロー効果」の説明である。
「論理誤差」は客観的な因果関係は不明であるが、評価者の頭の中では
論理的な関係があるとの思い込みが評価に反映されること。
P492



19.（110問の問100から）
職能資格制度でのランクが上がることが「昇格」であり、課長から部長へ
といったように役職があがることを「昇進」と呼ぶ。

（解説）〇
P494



20.（110問の問105から）
労働契約法では労働者を「使用者に使用されて労働し、賃金を支払われ
るもの」と定義している。

（解説）〇
P521




お疲れ様でした！！

また、明日の朝9時にお会いしましょう。


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