【編集者の大好物「おや、まぁ、へぇ」の法則】
一昨日のドイツ戦、
すごかったですよね!
世紀の大逆転を成し遂げた
日本代表に感動し過ぎて
NHKのサッカー・テーマ曲
『stardom』を脳内リピートしまくっている
越智秀樹です。
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このメルマガでは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」
そんな方にお届けしています。
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前回のメルマガで、
あなたの最大の理解者
「運命の編集者」とは必ず巡り合えますよ、
というお話をしました。
https://mail.os7.biz/b/68KD/1562450
では、
「運命の編集者と出会えば
必ず本が出せるのか?」
と言われれば、
必ずしもそうならないのが
人生の妙味です。
・・・・・・
ところで僕は、
「『企画書』は『履歴書』みたい
なものですよ」
とよく言っています。
企画書は
「要提出」書類ではあるのですが、
採否の決定打にはならないからです。
「履歴書がすごいから合格!」
という会社があれば、
それはそれで思い切りがいいですけどね笑
就職活動と同じで、
大事なのは「面接」です。
「面接」がすべて。
では、
大事な大事な編集者との「面接」で
何を話せばいいのか?
・・・・・・
みなさん、
「『おや、まぁ、へぇ』の法則」を
ご存じでしょうか?
「おや!」とは、
最初に聞き手や読者の興味を引く、
フック的なエピソードのこと。
「まぁ!」は、
驚きや斬新さといった「意外性」を
もたらすエピソードのこと。
「へぇ!」は、
「おや」「まぁ」を受けて
「なるほどね~」と思わせる
「納得感」をもたらすエピソードのことです。
そして編集者は、
「『おや、まぁ、へぇ』の法則」
のエピソードが大好物。
面接で話すべきは、
「『おや、まぁ、へぇ』の法則」
のエピソードなんです。
以前ご紹介した刑事さんを例にとって
お話ししましょう。
https://mail.os7.biz/b/68KD/1552114
著者「僕、刑事を15年やっていたんです」
編集者(おや、刑事経験者? それは珍しい)
著者「でも、僕、容疑者に自白させるのが
超苦手だったんです」
編集者(まぁ、仕事なのにそれは大変)
著者「しかしあるとき気づいたんです。
刑事が先に自らの生い立ちや過去を語ると、
容疑者は自白し始めるんだってことに」
編集者(へぇ、それは面白い!)
・・・・・・
こう書くと、
「自分に特別感のあるエピソードなんて、
ないなあ」
と不安になる方もいるでしょう。
でもね、
自分の「当たり前」が
世の中の「当たり前」ではないってこと、
結構あるんです。
例えば、
その刑事さんもよく言っていました。
「僕、フツーに刑事やっていただけで、
特別なことは何もないんです」
しかし、
このエピソードを記事で披露したところ
大きな反響があったんですよね。
人が自分の何に興味を持つかは
自分ではわからないものです。
そして、多くの場合、自分が、
「最も時間をかけているもの」
「最も情熱を注いでいるもの」
の中に眠っています。
OCHI企画では、
「自分の『当たり前』を本に変えるあなた」
を応援していきます!
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次回のメルマガは
12月2日(金)に配信予定です。
お楽しみに!
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OCHI企画
越智秀樹
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