【「運命の編集者」は必ず現れる】
ここのところ
毎日原稿の執筆をしています。
思っていた以上に楽しく、
著者の気持ちもわかってきたので、
一石二鳥だなとワクワクしている
越智秀樹です。
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このメルマガでは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」
そんな方にお届けしています。
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前回のメルマガで、
ある著者さんが、
編集者から出された「宿題」のおかげで、
出版できたというエピソードを
ご紹介しました。
https://mail.os7.biz/b/68KD/1560202
今回は、
前回の記事にあえて
書かなかったことを書きます。
(↑ムダにもったいをつけるw)
それは、
「宿題を出した編集者」と
「企画を採用してくれた編集者」は
「違う人だった」ということです。
律儀な彼女は、
宿題ができたあと、
最初に出会った編集者を訪ね、
宿題と一緒にブラッシュアップした企画書を
提出したんですね。
ただ残念なことに、
その出版社で企画は通らなかった。
しかし、彼女はここであきらめなかったんです。
別の出版社に
最初に出会った編集者から出された
「宿題」を携えて、
企画を提案しに出向いたんです。
すると
その編集者さんから、
「こんなにたくさんの『生の声』があるなら、
ぜひうちで出したい」
と言われたんです。
そう、見事出版の夢が叶ったのです。
・・・・・・
出版社から一度でもダメ出しされると、
「私の企画は面白くないのかも」
と思ってしまいがちです。
でもね、編集者って、
この世に一人しかいないわけでは
ないんです。
規模にもよりますが、
3~10人くらいいる出版社もあれば、
20~30人も在籍している出版社があるんです。
判断基準も編集者によって千差万別で、
ある企画を「つまらない」という編集者もいれば
「面白い」という編集者もいるんですね。
人間関係に相性があるように、
編集者や出版社にも相性があるということです。
なのに、
「何がなんでもあの出版社に」
「ようやく出会えた編集者なのに」
と執着すると、
進むものも進まなくなっちゃいます。
さらに大切なのは、
宿題はあくまで「編集者の善意に基づく」ものであること。
執拗に「宿題をください」と言い続けると
嫌われます。
脈がなさそうだなと思ったら、
速やかに引き下がるようにしましょう。
・・・・・・
色々書きましたが大事なのは、
企画が通らなかったからといって、
夢をあきらめないことです。
「運命の編集者」は、必ず現れます。
しかも、
一瞬たりとも早すぎず、遅すぎず。
OCHI企画では、
「『運命の編集者』を
見つけるあなた」
を応援していきます!
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次回のメルマガは
11月25日(金)に配信予定です。
お楽しみに!
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OCHI企画
越智秀樹
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