自分を売るってどういうこと?
2025年07月04日
明日7月5日に大災害が起こるらしいので、
慌てて人生最後の記事を書いてます、汗
それはさておき、
営業マン向けの研修を行うときに
「結局、みなさんは
何を売ってるんでしょうか?」
という問いをよく投げかけるんですが、
必ずと言っていいほど出てくるのが、
「自分を売っています!」
というお答え。
確かに、
「商品を売るな、自分を売れ!」
「自分をブランド化しろ!」
なんて教えられますからね、笑
問題は「どうやって?」って話なんですが、
なんか勘違いしてる営業マンも多くて、
たとえば、
自己紹介シート作って自分を語りまくり、
顧客をうんざりさせる営業マンとか、
名刺に載せれるだけの肩書や資格を載せ
ブランド人間になった気の営業マンとか、
過去の実績をシレっとアピって
自分に酔いしれてる陶酔型営業マンとか。
もちろんお客さんにしてみれば、
「いやちょっとあんた」って感じです。
ということで、
今日はこの「自分を売る」問題について
思うところを話してみようと思います。
・・・・・
自分を売る、というのを
顧客の言葉で言い換えるなら、
「この人なら」
って思ってもらうことなんですが、
そもそも論として、
「自分は売り込むものではなく、
結果的に買ってもらうもの」
というのが僕の考えです。
だから自己紹介シートとか、
勲章みたいな名刺を見ると萎えるのです。
ではどうやったら「この人なら」と
思ってもらえるのでしょうか。
これを次の2軸で考えてみたいと思います。
1.「納得」してもらうパターン
2.「共感」してもらうパターン
・・・・・
納得してもらうパターンは
「この人の話は信用できそうだ」
「この人は知識があるから安心だ」
「この人の経験値は頼りになる」
みたいな感じです。
ざっくり言うと、
「この人、ちゃんとしている」
と顧客が感じるパターンです。
ちゃんとしてない営業も山ほどいるので、
これだけでも差別化はできます。
でもそこそこ優秀な営業マンになると
これらは「あたり前やろ」って話です、笑
・・・・・
では共感パターンはというと、
そこそこレベルが高くなります。
たとえば、
「この人の考え方に共感した」
「この人の仕事観に憧れた」
「この人を応援したくなった」
っていう感じ。
納得型と共感型の大きな違いは、
その営業マン独自の「何か」があるか、
という点です。
この「何か」はいろいろありますが、
今回取り上げたいのはこれです 。
↓
「主張」+「理由」
・・・・・
この主張というのは一般論ではなく、
その営業マン独自の価値観や考え方です。
これを僕は「世界観」と言っています。
以前、プルデンシャルという保険会社で
よく聞かされたのが「保険観」でした。
生命保険とは何か、どうあるべきかを
自分なりの考えで言語化し体現したもの、
それが「保険観」です。
これも世界観の1つです。
・・・・・
この「主張」+「理由」によって
生み出されるのが「熱量」です。
熱は人に伝播し巻き込んでいきます。
それによって営業マンと顧客の感情が
「同期」するわけです。
顧客は営業マンのファンとなり
信者となります。
自分を売るというのはこういうことだ、
というのが僕の考えです。
今、AIが世界を変えようとしています。
自分なりの「主張+理由」を持つことは
これからますます重要になる気がします。
・・・・・
ということで、
今日のお話はここまでです。
噂の7月5日まであと数時間、
さっき嫁さんが「念のため」と言って
サトウのごはん10パックと水ワンケース
買ってきました、涙
(うそでしょ!)
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
記事一覧
明日7月5日に大災害が起こるらしいので、 慌てて人生最後の記事を書いてます、汗 それはさておき、 営業マン向けの研修を行うときに 「結局、みなさんは 何を売ってるんで
2025年07月04日
先日、久しぶりに会った知人と飲んで あれこれ昔話に花を咲かせたんですが、 その会話の中にやたら出てきたのが あれって何年前やったっけ?でした、笑 その知人曰く、 「俺ら
2025年06月16日
今日は(も)オチのないお話を。 自分の顧みても、他人を見ても、 つくづく奇妙だなと思うことがあります。 それは、 『ない人に限ってそれを粗末にし、 ある人に限ってそ
2025年06月07日
GWボケで久々の配信です、汗 さて、 最近、YouTubeとか見ていて思うんですが、 AIによる自動音声がやたら増えましたよね。 まるで人が話してるように聞こえるので
2025年05月15日
僕はよく「洞察力が鋭いですねー」と 洞察力のない人たちから言われます。 とはいってもおだてられると、 やっぱり木に登ってしまうわけです。 「おっ、やっぱ俺って頭いい?」
2025年04月16日
実は前から薄々気づいてることがあるので 今日は結論からいきます。 『高いレベルで仕事してる人に テンションを上げようとしてる人は ほとんどいない』 一方、僕たち凡
2025年04月13日
6 件中 1〜6 件目を表示