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【燕 vol.15】“白すぎる”も、“赤すぎる”も要注意──色で見抜く、本物のツバメの巣

2025年05月19日

今日は、美容と健康のためにツバメの巣を扱う皆さまに、
どうしてもお伝えしておきたいことがあります。

台湾や香港の燕の巣ショップで、たまにこんな場面に出くわします。

「この巣、すごく白くてキレイですね!」

そう声を上げるお客さんの顔に、ほんのり満足げな笑み。

……でも、その“真っ白"にこそ、実は最大の落とし穴があるんです。

====音声版はこちら====
https://stand.fm/episodes/6829f1207eede7081bd75524
===============

それは──
「白くて高い=本物」とは限らないという現実。

そして、もし“見た目だけで選んだ偽物"をお客様に届けてしまったら、
知らず知らずのうちに、
あなたの信頼そのものが損なわれてしまうかもしれません。

残念ながら、ツバメの巣の世界には、
「見た目さえキレイなら売れる」という思想でつくられた、過剰加工品が少なくありません。

【1】白すぎるツバメの巣が危ない理由
「これ、すごく白くてキレイですね!」

そんな声が聞こえてきたとき、少し立ち止まってください。

・真っ白なツバメの巣の多くは、漂白や脱色加工が施されています。
・過酸化水素水(H₂O₂)での漂白
・強アルカリ洗浄での脱色
・長時間の水さらしによる栄養成分の流出

■ 問題点

・グリコプロテイン、シアル酸、糖鎖などの栄養成分が壊れる
・薬品の残留リスクがある
・自然な香りや風味が失われる

■ 本物を見分けるヒント

自然な巣は「やや黄みがかったアイボリーホワイト」
不自然な青白いツヤなしの巣には注意が必要です。

【2】赤すぎるツバメの巣が危ない理由
「赤い=栄養が濃い」と思われがちですが、実は大きな誤解です。

赤い巣(血燕)は、もともと中国市場で珍重されたものの、
その“赤"の多くは、自然ではなく以下のような
化学的な着色や反応によるものです。

・硝酸塩・亜硝酸塩との化学反応
・洞窟内の金属反応(鉄分酸化)
・赤ワインや食品着色料での人工染色

■ 問題点

・亜硝酸塩は発がん性物質(ニトロソアミン)に変化するリスクあり
・天然と見せかけた違法な人工着色が流通している

※赤い巣が天然である可能性は、極めて稀。
信頼できる分析なしでの判断は、危険です。


・ 色で“本物"を見抜く簡易チャート
色の状態 :状態とリスク
× 真っ白すぎる:漂白の可能性。栄養損失・薬品残留のリスク大
◎ アイボリーホワイト:自然な色合い。栄養価が保たれやすく、最も信頼性が高い
× 赤すぎる:着色・化学反応・発がん物質のリスク。自然発色のものは非常に稀で、分析が必要

■ 一言アドバイス

“美しい白"には理由があり、
“深い赤"にも裏がある。

見た目の美しさに惑わされず、
「なぜこの色なのか?」という背景に目を向けることが、
あなたが“信頼されるプロ"になるための第一歩です。

■ そして何より大切なのは──信頼できるルートかどうか
ツバメの巣を取り扱う上で、私たちが重視しているのは以下の点です。

・成分分析証明書がある
・原産地・輸入元・加工工程が明確に開示されている
・トレーサビリティが取れている(誰が・どこで・どう加工したか)

この“見えない情報の透明性"こそが、
あなたの信頼、そしてお客様の安心を支えてくれるのです。

■ まとめ:あなたの「見る目」が、未来の信頼をつくる
・ 「高いから本物」ではない
・ 「白いから安心」でもない

“情報と質"で選ぶ時代です。

「私はこの巣の、色と情報と背景を信じられる」
そう言える商品だけが、これからの時代に選ばれていくと私は思います。

次回予告|【燕 vol.16】
糖タンパク質が導く、肌・腸・免疫への奇跡──
いよいよ「成分編」が始まります。お楽しみに。



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