文章から小さなトゲを抜いていく
それ、本当に2つとも必要ですか?
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エンジニアライターの
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Vol.0582 2023.7.17
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
文章を推敲する時には、
小さなトゲを抜いていく
イメージで考えています。
読みにくいところを
減らしていくイメージですね。
良くあるのは、
前後の文章が繋がっていないところ。
「しかし」とか言いながら
逆説になっていないところの
接続詞を直すとかです。
あとは、長すぎる文章を
分けることもします。
長い文章は記憶力が必要なので
読み手に負担をかけるのです。
また、無意味な表現を簡素にします。
例えば、「非常に大きい」
良く見る表現ですが、
この「非常に」本当に必要ですか?
必要でなければ削ります。
また、こんな表現も良く見ます。
「結果・成果のために努力する」
「共感や配慮をするタイプの人」
これ結果と成果、両方必要ですか?
共感と配慮、両方必要ですか?
どっちかだけで良くないですか。
細かい事と思うかもしれません。
しかし、こういうことが積み重なり
読者はストレスを受けるのです。
まあ、どうしても必要な場合も
あるかもしれません。
それは仕方ないですが、
ほとんどの場合はそうではありません。
また、カタカナの言葉にも
注意が必要です。
私にはフィロソフィーがあって……
「私には哲学があって」
ではダメなのでしょうか?
もちろん文章のテーマとなるような
言葉にはカタカナを使っても
良いかもしれません。
例えば、
「京セラフィロソフィー」
という言葉がありますが、
これは固有名詞のようなものなので
「京セラ哲学」にはできないでしょう。
こだわりがあるなら仕方ありません。
しかし、それ以外の
重要度が低い部分については、
なるべく平素にするのが鉄則です。
このように読者が読むときの
引っかかりをなるべく減らすこと
これが推敲でのポイントなのです。
読者は文章を読んでいて、
一定数ストレスがたまると
読むのを辞めてしまいます。
それを防ぐために、
小さなトゲを抜きましょう。
ちなみに大きなトゲは
その文章の魅力かもしれません。
抜くべきは小さなトゲです。
●●今日のポイント●●-----------------
文章の小さなトゲを抜いて、
読者がストレスを感じない文章にする。
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