ドラッガーの執筆が定石を外れている理由
結論が違ったと言います。その意味は?
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0807 2024.12.25
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
ドラッガーが残した言葉として
下のようなものがあります。
「私の場合、原稿を書き直すにつれて、
結論がいつも当初とは
違ったものになる。」
※出典
『知の巨人ドラッカー自伝』
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私は本を書くことを
専門にしていますが、
これは定石から外れています。
本を書く時には、着地を決めて、
目次に従って書くことが、
基本であるからです。
しかし、39冊も本を書いた、
「知の巨人」であるドラッガーは
そうではありません。
これは「知識や経験を残す」という
書籍の機能以外の価値を
ドラッガーが求めたからと思います。
これは何かと言うと、
ドラッガーにとっては
本を書くことが考えること
だったと考えているのです。
書くことは学びを進化させます。
それは大学などがレポートを
書かせることとも関わっています。
ふだん、ぼやっと理解した
つもりになっていることも、
書こうとすると全然言語化
できないことがあります。
それを言語に落とす過程で
知識が進化していくのです。
それに加え書籍の場合は、
個々の文章だけではなく、
全体の流れにも
気を配らなくてはなりません。
大局的に、細部に、と視点を
変えながら執筆していきます。
個々の情報や知識だけでなく、
それをどうつなぐかという
物語にも関わってくるのですね。
だから、同じことを書いても、
結論が違ってくることもあります。
このような過程を繰り返すと
どんどん学びが深まって、
体系化されることがわかるでしょう。
おそらくドラッガーはこの効果を
体感していたのだろうと思います。
意識していたかどうかは不明ですが、
ドラッガーが大量の書籍を残したのは
知識を体系化して伝えるだけでは
ないと考えています。
それだけでなく、自分自身が
知識を深め、体系化するために、
書籍を書いていたとも
言えるでしょう。
ここは断言できますが、
ドラッガーは執筆によって、
あそこまでの高みに
到達できたのです。
本を書く時には
この思考を深める効果を意識すると、
執筆の効果をさらに高めることが
できるでしょう。
●●今日のポイント●●-----------------
本を書くことにはそれ自体が
思考を深める効果もある。
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