できると思えばできる｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

できると思えばできる

2020年08月24日

2020年8月24日

今日のテーマは、
「できると思えばできる」
です。

これ、
20世紀最大の芸術家パブロ・ピカソの言葉です。
びっくりでしょ!?

実は、この言葉には続きがあって、

できると思えばできる、
できないと思えばできない。
これは、ゆるぎない絶対的な法則である。

が、全文です。

要は、
「できるかできないかは、思考が決めている」
という意味ですね。
これを芸術家であるピカソが言っているところが興味深いです。

ピカソは生涯に１５万点もの作品を世に残し、
ギネスブックにも掲載されているほどの多作な方です。
努力の量も集中力も尋常ではありませんでした。
豊富な経験に裏打ちされた重みのある言葉ですね。

人の「脳」は、意識したことにフォーカスします。
「できる」を意識すると、「できる」につながるタネを探し始めます。

ある目標に対して「できる」と思った人は、
どうすればできるかを考え、
日々、
ほら、できる！
やっぱり、できる！
できるに決まってる！
と脳内で繰り返します。
「できる」前提の状態を作り出すのです。

逆に、
「できない」を意識すると、「できない」のタネを探すようになります。

同じ目標に対して「できない」と思った人は、
できない理由を探し始め、
日々、
ほら、できない！
やっぱり、できない！
できないに決まってる！
と脳内で繰り返すのです。
「できない」前提の状態を作り出してしまいます。

人には恒常性維持メカニズムが働きますから、
無意識に前提条件、つまり「当たり前」の状態を維持しようとします。
「できる」が当たり前だとできる状態を維持する現実が、
「できない」が当たり前だとできない状態を維持する現実が起こるのです。

同じことを目指したとしても、
「できる」と思って取り組んでいるのと、
「できない」と思って取り組んでいるのとでは、
結果が違ってくるということがわかりますね。

ピカソが
「ゆるぎない絶対的な法則である。」
と言ったことにも裏付けがあるのです。

ここで大事なこと。

あなたが目標を達成するためには、
どちらの状態でいるのが正解でしょうか？

考えて、ぜひ意識してください。

ちなみに、
口では「できる」と言っていても、
心の底で「できない」と思っていたら、
「できない」前提ということですから、
そこは気をつけてくださいね。

「できると思えばできる」

結果は自分の思考が決めているということです。